雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

M20三裂星雲の角(つの)は撮れたか?

2013年07月11日 | 天体写真(星雲・星団)
8日夜、梅雨の切れ間に撮った4年ぶりのM20(三裂星雲)です。

撮影DATA: 2013/07/09am 00:23’~ VixenR200SS+純正エクステンダー(合成f=1500mm F7.5) 
露出 10分×6加算平均コンポジット ISO 1600 Cooled 60D (気温25℃ 冷却-1℃)
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7

これまでのオートガイドでも流れてしまう原因が、支持部のタワミと考え
ガイド鏡の固定方法を「親亀子亀方式」に変更して、初めての撮影でした。
数値データによる検証結果は日を改めて報告いたしますが、
今回は処理前の1枚画像(等倍表示)をお見せします。
左側M20は10分露光、右側M27は15分露光です。
(画像クリックで等倍表示)
現在の主力機 VixenR200SSを、純正のエクステンダーでf=1500mmまで拡大しています。
えっ、星は流れてないけど、きれいな"丸"でないですって
お客さん、それは高望みというもんですよ

さて、前の記事  で、
写すのは無理ではないかと予想した、HST画像の2本の”角(つの)”はどうなったでしょうか?

The Trifid Nebula: Stellar Nursery Torn Apart By Radiation From Nearby StarSource: Hubblesite.org
(クリックで全体画像表示)
ハッブル宇宙望遠鏡の画像を眼に焼き付けてから見れば、
心の眼でほら、見えて来たでしょ。(そういわれてみればそんな気が・・・)

Full Image of Trifid Nebula (Messier 20/NGC 6514)Source: Hubblesite.org
(撮影した画像の向きはHST画像に合わせています。)

口径20cmとデジカメでは、この辺が限界かな・・
 と思う 雲上(くもがみ)なのでした。

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越後は梅雨に逆もどり。
それにしてもラッキーな梅雨の晴れ間でした。
次回はM20の後に撮影したM27あれい星雲
お見せする予定です。

雲上くもがみ
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コメント (2)
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