雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

素材が良すぎて・・・(SI7画像処理コンテスト〆切迫る)

2013年07月24日 | 画像処理のはなし
先日、アストロアーツのHPで 『ステライメージ7・天体画像処理コンテスト
の募集を行っているのを知りました。
詳細は
 
 
用意された素材の撮影データをステライメージ7で画像処理をおこない、
その処理内容を「ワークファイル」として添付して応募するというものです。
ステライメージ7」は予約購入し、初期リリース時の不具合や、
その後の改善内容をブログで紹介してきました。
また最近は天候が悪く撮影できないため、SI7での画像処理を
無理やりシリーズ記事にしたりしています。
( 各記事は左サイドバー ●カテゴリー ・画像処理のはなし よりごらんください。 )
 
そんなご縁で、募集期限が7/31ですので、もし知らない人がいれば・・
という事で、記事として取り上げました。

素材は3つ用意されていて、それぞれに部門名がついています。

(注)元画像及び処理後の画像の著作権は、吉田隆行氏にあります。

■「散光星雲部門」 アンタレス付近の散光星雲
左が素材で、右が私の処理後のもの(いずれもクリックで元画像50%縮小)

■「銀河部門」 M33銀河
左が素材で、右が私の処理後のもの(いずれもクリックで元画像サイズ)

■「彗星部門」 パンスターズ彗星
左が素材で、右が私の処理後のもの(いずれもクリックで元画像50%縮小)

(注)元画像及び処理後の画像の著作権は、吉田隆行氏にあります。

わたしも素材をダウンロードし、画像処理を行ってみたのですが
各素材とも1時間足らずで処理が終わってしまいました。
その理由は
(1).既にコンポジットまで完了した素材であること。(ダーク・フラットも処理済み)
(2).周辺減光やカブリが見られない事。(フラット処理で補正済み?)
(3).ガイドエラーによる星の流れが見当たらない事。
(4).露光量適正、ノイズ少な目で、無理な処理をしなくていい事。
(お詫び)当初の記事で (5).「ワークファイル」応募の制約から、マスク処理などが使えない事。
と記載しましたが、選択マスクも記録できるようです。

つまり、普段画像処理をしている自分の撮影素材とはかけ離れており、
いかに機材・技術の不足分を画像処理でカバー(ごまかし?)するかで
泥沼に入る必要が無いのです。

今回の企画は大変おもしろいと思うのですが、私の撮った
”星が流れ””周辺減光とカブリ”が混在するものを素材にしたら
もっと面白かったかも?(依頼があれば提供したのに・・)

ただ逆にこれらの制約の中で、どのように画像処理をして
個性的な作品に仕上げる事ができるか、発表が楽しみでもあります。


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類似作品が多いため、今回は抽選!
なんて事になるかもしれないので、応募しようかな?
なにせ、賞金は1万円が6人ですから。

「コンテスト応募以外での画像の使用は禁止」という著作権に関する
注意事項があったのを見落としてしまいました。
アストロアーツさんからのメール連絡でわかったのですが、
今回は著作権を明示する事でお許しをいただきました。
アストロアーツ様、著作権者の吉田様、申し訳ありませんでした。
お詫びにコンテストに参加するっていっちゃいました。(7/26 AM9:30)
皆さんも、いっしょにどうですか?

雲上くもがみ
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コメント (2)
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