雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ショック! それでも明るく ひまわり銀河

2017年03月06日 | 天体写真(系外銀河)
何が ショック かは、記事の後段で説明させていただくこととして、
高感度・長時間露光による春の系外銀河シリーズ  M63 ひまわり銀河 です。

M63 ひまわり銀河  (りょうけん座) 
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA: 2017/2/28am 03:16’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 6枚 ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ 3℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
レデューサーなしのVC200Lの写野角で切り出すとこうなります。 
(  画像クリックで 元画像の40%の拡大率になります  )

見かけが小さいので できればレデューサーなし(f=1,800mm)で拡大して撮りたいところですが、
F9と暗くなるので 更に数倍の露光量が必要になることと、
この夜の透明度の悪さと薄雲通過によるゆらぎからその成果が期待できたかどうか。

撮影中のPHD2ガイドグラフです。 
普段は2″以内に収まっているターゲットグラフがひどい事になっています。

恒例の撮影中のおりおんショットです。 
( 画像クリックで星座名を表示 )


お待たせしました。
記事タイトルにある ショック! とは何かです。
前回記事のM81M82 および今回のひまわり銀河は27日夜から翌朝にかけて撮影したものです。
幸運にも翌日夜も星が見え、二晩連続の徹夜撮影になりました。
その画像処理を始めた時点で、天体写真保存用外付けコンパクトHDでとんでもないことが・・
昨年以降の撮影画像他大事なファイルの大半が消えてしまったのです。
その中でも特に ショック! だったのが・・
コンポジット枚数を増やして新たに作り直したダークファイルフラットファイルのライブラリー。
昨年以降、感度別・CCD温度別・露光時間別に作成してきたダークファイルだけでも
総露光時間は なんと 3,400分(56.7時間)
絶望的な気持ちになったのですが、まずは2晩徹夜した画像の処理だけでもせねばと・・
気を撮り直してフラットファイルの再度の作成を行いました。
( 夕方、室内から曇り空に向けて撮影しています )
掲載した画像はこの時作成したフラットファイルを使用しています。
失われた撮影画像はあきらめるしかないとしても、ライブラリーを構築し直す気力が・・
ふと気が付いたのですが、
冷却による結露トラブルでモニターも表示できなくなったCoold60D
使い続ける最大の理由もなくなってしまいました。

(注).コンパクトHDのファイルが消えたのはわたしの誤操作によるものではありません。

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この土日、東京・千葉の孫たちに会いに行ってきました。
正月には里帰りしてくれたので2か月ぶりになります。
おみやげのせんべいをほうばる 3歳になった初孫 いっちーくん
4か月の孫娘 あみちゃんは初節句のお祝い
正月はまだ100ccだったミルクも、180ccを余裕で完食です。
もう人見知りするようになって、じぃじが抱くと・・・(グスッ)

雲上くもがみ
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コメント (6)
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