雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ニックネームのない銀河 (おおぐま座NGC2841)

2017年05月03日 | 天体写真(系外銀河)
なかなか星が顔を見せてくれず 撮影機会が少ないという理由から、
毎年春の系外銀河シーズンはおなじみのものを撮って終わりになってしまうのですが
4月の新月期は4夜ほど晴れてくれました。
それならばという事で、高感度長時間露光・そしてやや長焦点 路線で
メジャーな対象ではないが「ガイド星図22時」にもピックアップしていて
まだ撮った事の無い明るめのものを狙ってみました。

題して「ニックネームのない銀河 シリーズ」。
その意味では、前々回の記事で掲載したおおぐま座のNGC3184も含めて
5つの銀河を初ショットしております。

今回お見せするのは、同じくおおぐま座の銀河・・
NGC 2841  (おおぐま座)
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA : 2017/4/23 20:30’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 6枚 ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ 約11℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7

この夜は予報では一晩中晴れということで、徹夜で3タイトルを目指して薄明終了直後から撮影開始。
その結果、まだ灯火で空が明るかったせいかコンポジット後にすじ状のノイズが残ったので
ステライメージ7σクリッピングでコンポジットしたものを使いました。
そのままコンポジットしたものと比較すると、処理過程で色合いも違ってしまいました。
左はσクリッピンでコンポジットした上の画像の一部、右はそのままコンポジットしたもの

4枚目撮影中のおりおんショットです。
( 画像クリックで星座線入りで表示します )
この銀河はおなじみの北斗七星のひしゃくの先にあります
団地内の灯火の他に、隣の公園の防犯灯で右側(北東)が明るくなっています ( 庭撮りの宿命です )

この後、かみのけ座のおなじみの対象を撮ったのですが、
焦って悲惨な結果に・・ (次回記事で)

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先日3人目の孫が生まれたので上京してきました。
↑ 生後 8 日目の いと ちゃんでぇーす
おにいちゃんになった いっちぃ君は幼稚園だったのですが
↑ 帰って来てから少し遊ぶことができました

雲上くもがみ
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コメント (2)
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