雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

一時閉店(?) につき、天空の大花火2連発 (M13 & M5)

2017年05月13日 | 天体写真(星雲・星団)
これから3か月ほど家の改築のため仮住まいとなります。
家から車で5分のアパートですが天体写真は無理で、おまけにインターネットができません。
対策を考えなければならないのですが、最悪の場合ブログ再開できるのは盆明けになります。
そんな訳で手持ちのストック画像をかけこみで掲載いたします。

いずれも、薄明が始まるまでの1時間くらいの持ち時間で撮影した球状星団です。

M13 (NGC6205)  (ヘルクレス座)
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA : 2017/4/30am 02:19’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 15・5・1分 × 各 ISO 1600 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 -9.5℃ 外気温 8.5℃)  
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
明るさ5.9等級の北天で最大の球状星団です。
今回は暗い銀河を撮ったあとで レデューサーを付けていますが、
去年6月にはレデューサ無しのf 1800mmで撮っています。→ こちら

次は2日早朝に同じく薄明が始まるまでの時間に撮ったへび座の球状星団M5です。
M5 (NGC5904)  (へび座)
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA : 2017/5/ 2am 01:54’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 15・5・1分 × 各 ISO 1600 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 -9.5℃ 外気温 約8℃)  
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
撮影機材も露光時間も揃えてありますが、ボリューム感ではM13 にかなわないものの、
明るさでは5.8等級と わずか勝っています。
ただし、北天最大の球状星団といわれるM13 の南中時の高度はなんと89.3(上越市において)
それに比べてM5 は54.9、明らかなハンディがあります。

思い切り色を派手にして星団中心部を比較してみました。
M13 
M5 
年老いた星の集団といわれている球状星団ですが、青い星が紛れているのがわかります。
なぜ若い色の星が紛れているのかは「 青色はぐれ星 」で検索してみてください。

一応撮ってありますので おりおんショット も掲載します。
( 画像クリックで星座線入りで表示 )
M13 撮影中 

M 5 撮影中 

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工事期間中は危険なため家の中には入れないのですが、
屋外コンセントを早めに作ってもらう事になりました。
撮影機材は仮住まいに持って行って、
晴れたら自宅裏口へミニ遠征の予定です。
問題はブログ更新をどうするか?
今月末の新月期には再開(再会)できるといいのですが・・

雲上くもがみ
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コメント (12)
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