雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

近い星、遠い銀河のツーショット その1(ɤUMa & M109)

2017年05月07日 | 天体写真(系外銀河)
まだ月が細い(月齢2.6)4月29日の夜も晴れてくれました。
21時頃には薄雲もきれた事から、この夜の狙う対象として
輝星の近くにある系外銀河というテーマで2タイトル撮る事にしました。

最初のタイトルはこれまでにも何度か撮っている2ショットで、輝星は北斗七星のひとつ。

ɤUMa(フェクダ) と M109 (おおぐま座)
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA : 2017/4/29 22:03’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 6枚 ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 -6.5~-8.1℃ 外気温12℃)
 タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
明るさはフェクダが2.4等級、M109が9.8等級になります。
距離はフェクダは天の川銀河の中の近くにある星で わずか83光年、M109は なんと5500光年。

撮影したエリアではNGCNo.のついた明るめの銀河はなぜかM109のみですが、
15等級から18等級のPGCNo.のついた遥か彼方の銀河が多数写っています。
* M109は同じくフェクダの近くにあるNGC3953との説もあります(上の画像の右下方向 範囲外になります)

3枚目を撮影中のおりおんショットです。
( 画像クリックで星座線入りで表示 )
今回は冷却オンでの撮影だったので 「乾囲送兵衛」でカメラを覆って乾燥空気を送り込んでいます

次回も同じく星と系外銀河のツーショットです。
何処を撮ったかは・・ (ヒント おとめ座3.7等星と ? )

来週水曜日からリフォームのため仮住まいに引っ越ししなければなりません。
昨日雨の降る中、ご近所の庭匠さんに頼んで裏口にある柿の木を切ってもらいました。

リフォームの邪魔だった訳じゃないのですが、家内にも言われてて・・
5月1日夜の在りし日の柿の木が写っています。
天体写真は撮りやすくなるのですが、後ろめたい気持ちが残りました。
( 塩でお清めをしてから切ってもらいました。)

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上の画像でもわかるように5月1日夜も撮影できました。
まだ画像ストックが5つもあると喜んでいたのですが・・
ネットが使えない仮住まいへの引っ越しまであと10日。
1日おきにブログ更新しないと間に合わない!

雲上くもがみ
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