雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

撮れただけもうけもの、しし座のトリオ銀河(長焦点でフルサイズ)

2019年03月10日 | 天体写真(系外銀河)
前回のブログで ”この新月期も晴れる気配なし” とボヤいたところ、
翌日 8日夜半過ぎに移動性高気圧の通過で雲が切れてくれました。
GPV予報では わが上越市付近にまだ薄雲が残っています
NHKのローカル天気予報では一晩中 ”☆”マークだったので
早めに自宅裏に設営して待ったのですが、
結局 GPV予報通り雲が薄くなったのは日が替わってからでした。

朝までの時間がもったいなかったので、薄雲があるうちから撮影開始。
( 画像クリックで星座名入りで表示します )
2019/03/09 1:05’~ TamronZoom(f17mm F2.8) 30秒×6枚 kissDX(SEO-SP2)

長焦点VC200Lの筒先を向けたのは南中を過ぎてまもない しし座の銀河トリオでした。
しし座の銀河トリオ  
( 画像クリックで元画像の30%表示 )
( 2019/03/11 縦構図画像に差し替え 上 が 北方向 になります )
銀河トリオ 左上:NGC 3628 左下:M66 (NGC 3627) 右下:M65 (NGC 3623)
撮影DATA : 2019/ 3/ 9am 00:32’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 15分 × 枚 + 分 × 枚 ISO 6400 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
ここは明るい銀河がトリオで写せる春の系外銀河では定番のエリアですが、
なぜかいつも同じような のっぺり(?)とした写りになってしまいます。
VC200L(f=1,800mm)でフルサイズカメラで撮ったのは今回初めてでしたが
やはり一皮むけてくれませんでしたので、縦構図でドーンと見せるのはやめました。
( 2019/03/11 10:50 結局見栄を張って 縦構図画像に差し替えました )

レデュサーなしのVC200Lとフルサイズカメラはこれで5タイトル目ですが、
検証課題のオートガイド精度については、今回はなんとか合格点でした。
ステラショットでオートガイド中 ↓
明るい星の少ないエリアのため、使えるガイド星は1個だけでした  ガイドしきい値は 0.25pix に設定

次回は このあと朝まで撮れた M51 子持ち銀河 の予定です。

= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
上弦の月まであと4日なので
3月の新月期はこれで終わりでしょう。
今月も一夜でも撮れただけもうけものの天気でした。
このあとは雨は降らないで星も月も隠す曇り空に期待。
まだ作成していないヨンニッパレンズ用と、
R200SS用フラット画像の作成を行います。

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村
いつもポチッとありがとうございます。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング参加してます

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

応援(クリック)してね


天体写真 ブログランキングへ