雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

三夜かかったX’masツリー星団 飾り付け

2020年12月08日 | 天体写真(星雲・星団)
先月21日夜は夜半過ぎからの撮影になったのですが
この夜のメインタイトルがすでに南中時刻を過ぎたため、
オリオン座馬頭星雲の撮影を切り上げて
いっかくじゅう座X’masツリー星団の撮影を開始。

この対象を撮るのは11月は3度目になります。
1度目・・11/13am 2分露光×4枚 10分露光×1ガイド安定せず 薄雲が出て中止・・・
2度目・・11/15am 10分露光×10枚 2分露光×5枚 (ガイド安定で朝までロス画像なし)
 
三度目のこの夜は朝まで撮影して・・・10分露光×11枚 2分露光×7枚 を追加する事ができました。
3夜分の総露光時間240分(4時間)の撮影画像を処理しました。

NGC 2264 X’masツリー星団  (いっかくじゅう座)  
距離 2,400光年 視等級 3.9等級 散開星団・反射星雲・輝線星雲  
( 画像クリックで 元画像の25%サイズで表示します )
( ほぼノートリミング 上方向が 北 になります )
撮影DATA : 2020/11/ 22am 02:51’~ (他2夜)Vixen VC200L+レデューサーHD(合成f=1,386mm)
露出 10分 × 21枚 + 分 × 15枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット2
180度回転させて 上下逆さまにして見るとツリーになります

ツリーの中には狐の毛皮星雲コーン星雲と名付けられた部分があります。
両方の星雲を含む範囲をトリミングで拡大してみました。
下端に見えるコーン星雲はわかるのですが、
上部の輝星(S Mon)の右側にある狐の毛皮星雲はちょっとわかりにくい。
鼻はわかるのですが、目と思われるものが3個ありどれを選ぶかで絵面が違ってきます。
それでもこれまで撮った中では狐が一番見やすい画像になりました。

空が最も暗くなるゴールデンタイムで3夜で延べ4時間露光できましたので、
庭撮りで撮った「一期一会」画像に認定したいと思います。

この夜の撮影中の風景です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
3時50分ころ 固定撮影 30秒×6枚 TamronZoom(f17mmF2.8) ISO1600 kissDX(SEO-SP2)
近くの「ばら星雲」が、いつ撮ってくれるの? って誘っています

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これで手持ちの画像ストックがなくなりました。
もう下弦の月なので新月期に入るのですが、
日本海側につき週間予報はずっと晴れ無し。
ぼやくと晴れる事があるのでまたぼやいてみますか。

久しぶりのウォーキングでサギの幼鳥に会いました (12月 5日)

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