雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-18 キャッツアイ星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年06月17日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
わが越後も一足遅く梅雨入りしました。
今夜は雲の切れ間もありそうですが、満月過ぎの月が23時ころに上って来るのでやめときます。

そんなわけで今回も シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぐのですが、
順番では次の天体が過去に撮影はしてるもののパスしようか悩みました。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。

Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-18 キャッツアイ星雲 3300 光年 
NGC 6543:種別 惑星状星雲 明るさ 8.9等級 見かけの大きさ 0.7 × 0.6分角 星座 りゅう座
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年老いた恒星のオナラが広がって惑星状に見えるのですが、
ほとんどの惑星状星雲はとても見かけが小さくて星と区別がつかないほど。
かっこいい名前につられて7,8年前に2回撮影したのが最後です。

この星雲も外周部には過去に噴出した淡いガスが取り巻いています。
それを写そうと長めの露光時間の画像も加えて撮っています。
2014/ 5/28am Vixen R200SS + 純正エクステンダー+ canon 1.4x(合成fl=2100㎜ F10.5) 15分×4枚+1分×16枚 ISO1600 Cooled60D(冷却+4℃)
実はこの星雲の名前の由来である”猫の目”のような複雑な構造は星雲中心部にあるのですが、星の光に埋もれてしまっています。
そこで1分露光の撮影画像だけと、おなじみのハッブル画像を合成してみました。 ↓
( 撮影画像を200%に拡大して合成 )
ほとんどハッブル画像じゃん!!・・・そのとおりです

毒を食らわば皿まで・・」と申しますので
わたしの手持ちの写真集『FAR OUT』掲載の画像からもご助力をいただいて撮影画像と合成 ↓

この星雲は翌年の2015年にも挑戦していますが 代り映え無かったので、
その時の『只今撮影中』ショットだけを掲載します。
2015/ 5/25am Tamron Zoom (fl=17mm F2.8) 30秒×4枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

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裏庭で咲き誇っていたマーガレットたちもそろそろ終わり。
これから咲くのは「花菖蒲(はなしょうぶ)」になります。
『かたてま野菜』のキューりは葉っぱが育ちすぎて押すな押すなの満員電車状態。
それでも収穫が始まって美味しくいただいています。↓
鉢植えでは、昨年末から千葉の娘のアパートの外壁工事で預かったブーゲンビリアが咲きました。↓
この冬は 枝だけになっていたのであきらめていました

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