雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<銀河系外-11 M64 ブラックアイ銀河>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2023年01月23日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
2023年の初撮りはめずらしく1月12日と早かったのですが、新月期の今週は10年に一度の大寒波の予報。
そんなわけで 2週間ぶりに シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。

今回は写真集『大宇宙SCALE』に掲載されている かみのけ座の個性的な渦巻き銀河です。
Ⅲ 銀河系外
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Ⅲ-11 M64 ブラックアイ銀河 1700万 光年 
M64(NGC 4826):種別 渦巻銀河 明るさ 9.4等級 見かけの大きさ 10.0 × 5.4分角 星座 かみのけ座
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この銀河のどこが個性的かというと、中心核の手前にはっきりとした暗黒帯を持っていること。
写真に撮るとまぶたを半分閉じた目のように見えることから
ブラックアイ銀河和名 黒眼銀河)と呼ばれています。
さらにこの銀河の観測結果から中心部と外周部の回転方向が逆ということがわかっています。
これは10億年以上前に伴銀河と衝突・合体した結果であり、
濃い暗黒帯ができた理由とも考えられています。

2020年に自宅裏で撮ったブラックアイ銀河のトリミング(クローズアップ)画像です。 ↓
上の画像のトリミング前の全体画像と撮影データになります。 ↓

更にしつこく 昨年4月に久しぶりにAPS-Cサイズの60Dカメラで撮った新しい画像です。 ↓
撮影DATA : 2022/ 4/ 9 1:34’~ Vixen VC200L(+ レデユーサーHD 合成 fl= 1386mm F6.9)
露出 20分 × 枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 Cooled60D (冷却オフ)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

上の画像を撮影中の『只今撮影中ショット』です。 ↓
( 四角枠が上の画像の撮影範囲です )
2022年 4月 9日 2時37分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×5枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影


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先週日曜日に東京在住の孫たちのママが熱を出してコロナ陽性が判明したのですが、
数日後には 結局家族全員がコロナに感染してしまいました。
幸いママの隔離中はパパが頑張ってくれて、パパ発症後は入れ替わりでママが回復(陰性に)して交代。
しかし 昨日の時点ではパパと保育園児の孫娘の熱が下がりきっていません。
加えて2週間ちかく家に閉じこもりの生活は孫たちにとってはとてもつらいと思います。
やはり いざかかると新型コロナはやっかいです。


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