雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

おおぐま座 M81 & M82銀河コンビ (これで貯光7時間)

2023年03月26日 | 天体写真(系外銀河)
3月14日夜に撮った2タイトル目 おおぐま座の系外銀河コンビ M81M82です。

南北に並んだ二つの銀河は 明るくて 見かけの大きさもあるうえに、
これ以上ないほど均整の取れた美しい渦巻銀河M81と、
中央部が爆発しているかのような特異な姿をした銀河M82
という対照的な銀河のコンビでもあります。

長焦点のVC200L反射鏡筒とフルサイズ デジ一眼カメラの組み合わせで
この二つの銀河を一緒に撮る事ができます。

M81 & M82 (おおぐま座)    
( 元画像の30% 縮小画像 )
( タテ構図での撮影で 右 が 北 になります )
撮影DATA : 2023/ 3/14 23:23’~ Vixen VC200L( fl= 1800mm F9)
露出 15分 × 枚 + 分 × 枚  ISO 6400 LPS-D1 EOS6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

この一晩の撮影では総露光時間は2時間15分ですが
2020年、2021年にも同じ鏡筒とカメラで撮影していました。
過去2年分の撮影画像を加えて、総露光時間7時間の処理画像です。↓
( こちらは撮影時のタテ構図に合わせて 上が北 にしてあります )
過去の 撮影DATA
2020/ 3/18 22:48~ 露光時間 15分 × 10枚 + 3分 × 5枚
2021/ 3/ 8 22:27~ 露光時間 15分 × 7枚 + 3分 × 5枚
  *他の撮影DATA は 今回と共通

今年撮った一夜だけの画像と比較すると、明らかにノイズが減ってS/Nは向上しているのですが、
キリッとした解像感は少し失われてしまっている様にも見えます。
この点については他の処理画像を含めて別途 検証してみたいと思います。

恒例となった 撮影時の『只今撮影中ショット』です。 ↓
( 四角枠が今回の撮影範囲です )
2023年 3月15日00時29分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×7枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

次回は下弦の月が高く上って来る中で撮った 同じおおぐま座のM101銀河です。


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道路わきの桜もほんのりと色づいてきました。
来週から上越高田 花見シーズンとなります。
自宅前の道路で撮った火打山(2462m)も どことなく春の雰囲気が
canon EFZoom(70-200mm F2.8) + 2.0x (f400mm相当 F5.6) kiss X2

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