栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

総理になり損ねた男達(1)

2009-05-14 15:28:53 | 視点
 運命は時として皮肉な行動に出る--。

求めて近付けば遠ざかり、その気がない者には向こうから寄ってきて微笑みかける。

そして掴んだと思った瞬間にスルリとすり抜けていく。

こんな身勝手で、移り気な運命を掴むのは、恋愛相手を射止めるよりも難しい。

 最近そのことを実感した男が政界に3人いる。

1人は自民党総裁だった河野洋平。

彼が自民党総裁になるまでは、自民党総裁は総理大臣の別名だった。

ところが、河野が総裁に就任した頃、自民党は野党の悲哀を嫌というほど味わっており、何が何でも政権への復帰を目論んでいた。

そこに羽田政権の総辞職で、政局がにわかに流動的になると、河野は自らの総理就任を断念する代わりに自社さ連立政権を組み、社会党の村山富市党首に総理の座を譲ったのだった。

 その後、参院選で与党が敗北すると、村山は河野に総理の座を譲りたいと申し出た・・・・
             (中略)

 2人目は平沼赳夫。
郵政選挙で無所属になったが、自民党にとどまっていれば、いまごろは誰かに替わって総理になっていたのではないだろうか。

それほど彼は総理に近い男といわれていた。・・・・

             (中略)

 3人目は小沢一郎だ。
運命は彼に二度微笑みかけた。一度目は・・・

             (以下略)


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