栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

総理になり損ねた男達(3)-小沢一郎の犯したミス

2009-05-19 17:44:57 | 視点
 燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん

小沢一郎の気持ちを代弁すればこうなりそうだ。

燕雀とはツバメやスズメといった小さな鳥のことで、鴻鵠はオオトリやクグイといった大きな鳥のこと。

小さな鳥には大きな鳥の志は分からない、つまり小人物は大人物の遠大な志を知ることができない、

という意味である。

 そういう意味では小沢が最後の政治家といえるが、彼の不運は燕雀が多くて(失礼)

彼の志を理解するものが少ないということだ。

 最近は自民党、民主党の中に政治家予備校的な松下政経塾出身の政治家が増えているだけに、

小沢の口はますます重くなり、考えるときは外界を遮断し、一人籠もって思考するという

パターンは今後も減ることがないだろう。

 これを古いタイプと切り捨てることは簡単だが、思考を練るにはこの方が適している。

ただ情報不足に陥りやすいのと、「燕雀」の気持ちを理解しにくいという欠点はある。

 その一方で小沢には歯がゆさもありそうだ。

例えば今回の代表辞任直前に

             (以下略)


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