栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

プロの仕事に感心する

2009-05-23 16:12:17 | 視点
 プロの仕事はかくあらん、という仕上がりを昨日目にした。
実は、1000円高速の利用を考え、ETCを購入した。
とはいえ、すでにどこも品切れで店頭では購入できず、甥に頼んでネットで探してもらった。
すでに補助金適用はできなかったが、問題はネット購入のため、取り付けを別にしなければいけないことだった。

 近くのガソリンスタンドかオートバックスででも取り付けをと考えたが、運転席側ドアの内張のところが剥がれかかっていたので、ついでにそこの修理も考え、山内ガレージに頼むことにした。

 山内ガレージの山内社長は元富士モータース(当時、福岡BMW)の技術者で、会社は福岡市博多区金の隈。
とても丁寧な仕事をする人で、なにかあると愛車のBMWを持ち込んでいる。
ただ、私の仕事場は南区なので、時間がある時でないと行けないので、いつもいつもそこに持ち込むというわけにはなかなかいかないので、どこでも簡単にできる整備程度は近くに頼み、そうでない部分は山内ガレージにお願いするというように使い分けている。

 今回もETCの取り付けだけなら近くでもよかったが、ついでにドアのところも修理したかったので、同社に頼むことにした。
代車手配ができる日まで待ってもよかったが、10日ほど先になりそうだったので、こちら空いている時間を優先した。
予約段階の話では所要時間は半日ということだったので、鞄にノートパソコン等を詰め込み、近くのファミレスで仕事をしながら待つことにした。
 実際には朝10時半頃に持ち込み、1時過ぎには取り付け・修理が終わったので、予想より早く助かった。

 予想と違ったのはもう1つ。
ETCの配線が一切表面から見えない。
すべては裏側にコードを這わしているため、見た目もスッキリ。
さすがにプロの仕事と感心した。

 ETCの取り付け料はオートバックスで尋ねたところ1万2000円だった。
今回はドアの修理と両方なので、そこそこの料金を想定していたが、サービスして頂いたのだろうと思うが、予想の半分、とてもリーズナブルで助かった。
 最近の整備工場は若い、経験不足な人間が多く、車のことを詳しく知らない者が増えているだけに、同社のように車を知り抜き、手抜きの仕事、目先の仕事をしない整備・修理工場は貴重な存在である。