ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

新緑の上高地を歩いて(2)

2010年05月31日 | 日記


上高地は平らな遊歩道を歩くので、歩きやすかったです。
大正池から徳沢まで行き、河童橋の近くにあるバスターミナルまで
写真を撮りながら4時間かけて歩きました。
途中約20種の高山植物を見ました。

まず一番多く目についたのは二輪草(ニリンソウ)でした。
明神から河童橋に戻る途中、ニリンソウの群落を何回か
見ました。同じ茎から二輪揃って咲いているのをいくつか見ました。



ニリンソウに続いて多く見たのは、シロバナエンレイソウでした。
遊歩道から数10株を見ることができました。
カメラを向けていたら、あるご夫妻から花の名前を聞かれました。
エンレイソウですと教えたら、その名前をはじめて聞ききましたと
いわれました。
その直後に約30人の高校生の集団が急ぎ早に通り過ぎました。
彼らは花などには見向きもせず先を急いでいました。



高山の早春に真っ先に咲く木の花・オオカメノキの白い花が
カラマツ林の中のあちこちに咲いていました。
スイカズラ科でアジサイのように装飾花をつけています。
別名ムシカリといいますが、葉が虫に食べられやすいので
この名があります。

早春の上高地を歩いて約20種類の花を見られたので、
花の管理人は終始満足そうでした。
河童橋の近くに「特別名勝、特別天然記念物 上高地」という碑が
ありましたが、ここでは美しい自然がしっかりと
保護されていました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。