月に1度のこの講座に通い始めて丸一年経ちました。
4か月ごとの更新で、今日は切り替え日。
人数が増えていてびっくりしました。
いつも通り、創作の仕方について、先生のお話を聞いた後、宿題など書いて行った作品を教室の壁に貼って講評して頂きました。
見出しの書は、一字書の競書課題「穣」を草書(右)と木簡風(左)で書いてみました。
先生の講評は、どちらも偏と旁に墨色の変化(潤渇・濃淡)をつけた方が良いとのことでした。
落款の位置はOKです♪
旁の「襄」は、中にたくさんつめこむの意味で、「穣」は稲のもみがふくらんで、たくさんつく、ゆたかの意味を表します。
半切の条幅も見て頂きました。
右端の漢字仮名交じりは、1行目の流れはよいが、2行目の流れがばらついてしまっている。
右から2番目の七言絶句は、何紹基の字をベースに創作しましたが、落款が大き過ぎでした。
左2点は、千字文の同じ部分を懐素の草書千字文の臨書(左から2番目)と木簡風(左端)で書きました。
懐素の臨書は、1行目の下2字が大きい。誤字に見える字があるので、そのまま真似して書かずに、正しい字に直すようにとのことでした。
木簡風は、下が空き過ぎ。1行目に縦線の長い文字を作り、幅も持たせて規格を大きくし、落款は2行目の下に入れる。2行目の3文字目は墨継ぎせずに渇筆にした方が良いとのことでした。
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