香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

卯月(うづき)

2017年04月07日 22時57分01秒 | 月の別名

          

4月の別名「卯月(うづき)」をひらがなで書いてみました。

「卯月」の由来は諸説ありますが、卯の花が咲く月「卯の花月」の略とする説が有力のようです。「卯(ぼう)」は、同形のものを左右対称において、等価の物を交易する意味を表す「貿」の原字で、十二支の第四位に用いられています。一説に、左右に開いた門の象形で、万物が冬の門から飛び出す、陰暦の二月を表すそうです。

書道講座の講師をさせて頂き早1年、引き続き本年度も更新になりました。

第1回目は、前期と同様、月初め恒例の「月の別名をはがきに好きな書体で書く」。

ということで、前日、「卯」と「月」を字書から拾って組み合わせて、様々な書体の「卯月」を見本に書きました。↓

↑甲骨文で由来の花をイメージにしてみたり、金文と隷書体を万物が冬の門から飛び出す感じにしてみしたり、異体字の「月」を使って遊び心を入れてみたり、いろんな書体をベースに夢中になって書きました つるつるの百均はがきはカスレが出にくいですが、濃淡が出るので、研究すればもっと面白いものが書けそうです。

今回は、ご自宅で飾れるように、はがきサイズのクリアポケットを黒い紙に貼り、はがき掛けを制作。書き上がった作品を入れていただきました。

見出しの書「うづき」を入れたのが、そのはがき掛けです。

 

今年も、講座会場近くの公園の桜が見事に咲いていました。

富士山もそうですが、桜も青空に映えますね~

今年度も1年頑張ります

 

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