のぼれども のぼれども 山道はつづく
あせらない あせらない 山はにげない
昨日、笹子雁ヶ腹摺山を登っている時、ふっと浮かんだ言葉です。
心の中で唱えながら登りました。
登り始めから急登が続く山道、何度見上げてもまだまだ続く急登。
そこで、はじめに浮かんだのが、前半のフレーズ。
のぼれども のぼれども 山はつづく
山道の方が良いかな…などと気を紛らわせつつ、心の中で何度も唱えながら、ひたすら登りました。
最後の急登は、枯れ葉が降り積もっていて、その下がどうなっているのか見えません。滑ったらどうしよう…これまた長いその急登に、焦りと怖さが入り混じる。おっかなびっくり進む中、新たに浮かんだのが、後半のフレーズ。
あせらない あせらない 山はにげない
一歩一歩着実に歩を進めれば山頂に着ける!山は待っていてくれる!っていう気持ちで。
はじめに浮かんだフレーズと合わせてみたら、両方「山」じゃない方がいいな、はじめのはやっぱり「山道」にしよう、など考えつつ、唱えつつ、無事山頂に着けました。
そういえば、以前は俳句を考えながら歩きました。
「続・山女日記 残照の頂」でも、主人公たちは、過去のことなど考えながら歩いていました。
山は考え事に適しているのかも。もちろん、登山に集中しながら。
見出し画像は、今朝、雑記帳に筆ペンで書いたものです。
最後の四角は、落款印を押す位置です。
そのうち、ちゃんと作品にしたいです😊
「山道」じゃなくて、「道」だけでもいいかな…😅