本日は、講師をしている書道サークルの年内最終日。
毎年お配りしている鳥の子紙のカレンダー用に、うし年に因んで牛耳筆で「丑」を半紙に書いていただきました。
牛耳筆は、14~15年前に行った山梨の市川大門碑林公園の売店で、長鋒で面白い線が書けると聞いて購入したものです。
牛の耳の毛で、濡らすとまとまりがよいです。
左から、筆全体、筆の名前の拡大、乾いた筆先、濡れた筆先。
黒板に貼った見出しの書は、ちょっとしわが気になりますが、見本に書いた隷書体の「丑」です。
側筆を使って太さを出しました。
墨持ちは良くないので、2度ほど墨継ぎをしています。
カレンダーに貼るのは、はがせるのりを使います。
揮毫用のカレンダーなので、直接書いてもいいのですが、新たに書いた書を差し替えながら1年間楽しんでいただけるように、編み出しました。
皆さんが書いた「丑」も撮りたかったのですが、時間がなくて残念でした。
でも、一発で決めなきゃ、と思えば思うほど上手く書けず、残念な結果になったのを覚えています。
はがせるノリを使えば良いのですね!ナイスアイディア
次回は心おきなく作品制作ができそうです。
直接書くのは勇気入りますよね!
皆さんには、季節に合うものを書いて貼りかえるようおすすめしています
私は百均で見つけましたが、付箋が作れるような紙に貼ってもきれいに「はがせるのり」をお使いください。
書は、乾ききる前に新聞に挟んで重しを載せれば、しわしわにならないと思います