香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

盲目的な恋と友情~最近読んだ小説から

2023年04月11日 16時52分12秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

辻村深月さんの小説『盲目的な恋と友情』は、まず文庫本の帯に踊る「どんでん返し」「パワフルちゃぶ台返し!炸裂」の文字に興味がそそられました。

     

前半は、飛びぬけた美貌の持ち主・蘭花の目線で、自身の盲目的な恋から別の幸せをつかんでいく過程が語られ、後半は蘭花の友人・留利絵の盲目的な友情目線で、前半の出来事がなぞられていきます。

そして、最後の最後、そういうことか~!
どんでん返し、ちゃぶ台返し、にスカッとする最後をイメージしていましたが、それとはちょっと違うミステリーでした。

解説は山本文緒さんです。

 

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