また、墓参りに。南無~~~

2005年05月17日 | diary
義父の命日が先週だった。
遊ぶ暇はあっても、中々墓参に行けなかった。
行く気はあるのだが、どうもこのところ体調がいまいち。咳もひどく声は掠れ、電話に出るのも億劫なので受話器も外しておく始末。
しかし、行かないと何だか気になる。夫は休みに行こうと言うが、市内なので思い切ってひとりで出かけた。

郊外にぞくぞく売り出された今時の霊園は明るくて開放的だ。
ここも新しい霊園なので、まだ売り出されていないスペースが広がり、墓地という感じがしない。
わたしは、実家の寺の墓地しか知らなく、そして墓石もオーソドックスな先祖代々の墓…そんな墓石しか知らない。
最近は石屋さんが墓石のデザインをするとかで、ここの墓石もなかなか凝った作品(?)に仕上がっているのだ。そして、先祖代々のものは少なく個人の墓が目立つ。

例えば、ゴルフ好きと一目で分かるドライバーやボールのまるでゴルフ場のモニュメント。
しかし、大分増えたそんな作品を眺めていると、見ていて辛かったのは子供さんの墓石。
サッカー好きの11歳の少年のサッカーボール、9歳のアニメ好きなのだろうかガンダムのようなキャラクターや女の子にはキティーちゃんが彫られている。そんなお子さんの墓がとても多いのだ。
親御さんが、どんな想いで注文したのかと想像すると、それだけで胸が詰まる。

さて、義父の墓石の前に立つと、義母と義兄夫婦がきたばかりらしく花もまだ元気。水だけ替えておいた。
実はこの一家、義父は温厚な人でわたしは好きだったが、義母や義兄等は信じられないことばかりするので、最近、夫は本気で縁を切りたいと言っている。
今回も何故か小汚いマイ雑巾が、卒塔婆を立てるところに、学校の雑巾掛けのように下がり、更にご丁寧に安全ピンで留めてある。
雑巾なんて水屋に何枚も掛かっている。そこは雑巾がけじゃないのに。
おいおい。それより、仏様の頭の上に不浄なものを…。
夫が居なくて良かった。また揉める。
コメント (2)
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