この何日かは、どうしちゃったの?と思うくらい暖かい。
お陽さまの暖かさで、気持ちが和らぐのは嬉しいけれど。
しかし、まだ油断はできない。
3月に雪が降るのは珍しくないし…
そんな、このところの暖かさに誘われて、母を公園の観梅に誘う。
日々、目に見えて母の足腰が弱くなってきたのも心配で…
何かしらきっかけが無いと、なかなか自分から歩こうとしないのだ。
まして、冬はどうしても家に閉じ篭りがち。
庭の花壇の開花を知らせても、母は庭へ降りようともしない。
そのうち、ベランダから見えるから…などと言い出す始末。
去年の観梅では、歩くことにそんなに不安はなかった。
最近は車からの乗り降り、椅子からの立ち上がりを見ていると足腰が随分弱ったなと思う。
そんな母を歩かせようと、脅したり、機嫌を取ったりの毎日だ。
今年も梅の開花は遅れていてが、この暖かさで大分蕾が開いていた。
公園に入ると、梅の甘い香りが流れてくるのが心地よい。
そんな香りに酔っていたら、目を離した母が後ろで尻餅をついていた。
やれやれ。
とはいえ、何事もなくてヨカッタ。
ホッ。