平安の秘仏

2016年10月28日 | art

            

 

時間ができたという夫を誘い、東京国立博物館に『滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち』を観に行く。
昔、芸術新潮だったか、白洲正子の十一面観音の随筆を読んでから、私の頭の片隅に仏像といえば十一面観音があった。
いつかは白洲正子が著した十一面観音巡礼をしてみたいと思っていたが
なかなか…ね

この櫟野寺のある甲賀市には、姉とミホミュージアムに行ったことがあった。
その時に初めて「こうかし」と読むことを知った。
忍者といえば「いがこうが」と世間でも言われていたしそれまでは疑問にさえ思わなかった。

         

とはいえ、櫟野寺の観音像は秘仏なので普段は拝観できないとのこと。
つまり今回は寺外初公開。

やはり国立博物館で、ちょうど10年前に観た向源寺の十一面観音立像も美しくて圧倒されたけれど、今回の観音像は3メートルの高さの座像だが見上げると神々しくてしばし見惚れていた。

 

コメント
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