書籍終い

2024年01月19日 | diary

タレントの松本明子さんが実家終いで大変苦労されたいきさつを
何度かメディアで目にした。

先日もその話題を某番組で再び見ることになった。
その中で、大量にあった実家の書籍の処分の話題があり、百科事典は内容が変化していき
古い事典は思いきって処分した方が良いと言うことを話されていた。

我が家でも何十年前の百科事典が何冊も書棚に並び、いつかは処分しなければと
目に入る度に気になっていた。
その話を聞いてからそれまでの思いが吹っ切れ、早速今週の資源物回収の時に出すことができた。

しかし、まだまだ家じゅうの書棚に本が詰まっている。
本は資源ごみとはいえ処分することに抵抗感があるのは確か。

 

何年か前に、義父の墓参に行った時に、霊園の事務所の前に一人の女性がシートを広げて沢山の本を並べていた
その女性が私に「亡き父が残した本達です。よろしかったら遠慮なくお持ちください」と声を掛けてきた。
興味もあり何冊か手に取ってみると、文学全集の他に私だったら買わないけれど珍しい内容の本が何冊も。

その中で江戸時代の心性史と副題のついた「<コンチクショウ>考」という本と
「世界の奇書101冊」という珍しい本など3冊を頂いた。
処分するに忍びないと思う、その女性の気持ちも大いに理解できたし…

ところがその中の1冊に1枚の写真が挟まっていた。
どこかの祭礼らしい男性ばかり30人ほどが映る白黒の集合写真だった。
本の持ち主は?と思いながらも、やはり写真というものは気になるので
庭で塩を振ってお炊きあげをしたことをふと思いだした

本をはじめ、我が家の様々の物の処分はまだまだこれから始まったばかり。

 

 

コメント
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