国安輪の二軍監督を読んだ。1カ月ぐらい前、書店で見慣れたユニフォームを着た実年紳士の表紙の本が平積みされているのを見て、さっそく図書館で借りた。

今年69歳。現場ではノムさん、黒江さんに次ぐ球界3番目の長老。
昨年まで千葉ロッテマリーンズの二軍監督(今年は二軍ヘッドコーチ)の伝記本。ダイエーの二軍時代から認知していたし、浦和に二軍戦観に行った時、至近距離で見かけたこともある。アメリカのマイナーチームの監督を務めたことがあるということも知ってたが、プロ野球人生のスタートは巨人の外野手。その後、クビになりアメリカに渡るわけだが、波乱万丈の人生。でも不思議と上手く転がっていくんだよな。
俺も20代の頃、日本を飛び出し、渡米。結構、似ている人生の歩み方で共感すべきところが多い。古賀さんは英語をマスターする才能に長けていると思うけど、アメリカで長く生きてこれたのは野球というスポーツがあったからこそ。
1960年代にグローバル・リーグ(日本から東京ドラゴンズが参加)というのがあったのは初めて知った。子供の頃、大洋ホエールズのJ・シピンのファンだったけど、その時の通訳が古賀さんだったらしい。野球界の裏話が満載。今でも白髪と白ヒゲ、日焼けした肌でダンディだけど、若い時からモテたんだねえ。今度、浦和に行って見かけたら声掛けてみよかな。

風貌からして、ただ者じゃないよ思ったけど、公私ともども波乱万丈人生
あと孔子の言葉で「人生五十にして天命を知る」のフレーズが印象的。俺が50歳になるまでは、まだしばらくあるが、それまで俺の人生も悲喜こもごもなんだろうな。俺の歳では、古賀さん、まだ南海時代だもんな。
His life is so fantastic ! I wanna talk to him someday !