藤野千夜の「君のいた日々」読んだ。著者のことは知らなかったが、1962年千葉生まれということで直感借り。
主人公は加部春生と久里子。50歳の夫婦。二人には亜土夢という高校生の息子がいる。久里子が亡くなった場合の春生の後の人生、春生が亡くなった後の久里子の人生が交互に展開する珍しい作品。奥さんの死を受け入れられず、なかなか立ち直れない春生。春生の会社の秘書の三浦さん。イイ人だ。一方、春生を亡くした久里子の場合。学習塾で講師の仕事を開始。春生の実の姉とは時々、食事をする間柄。個人差はあるけど思うけど、伴侶の死、失恋など大事な人を失った場合、女性の方が立ち直るのが早いのかな?
銀座のインズにあるジャポネをモデルとして店が出てくるのが笑えた。しばらく行ってない。今でも行列できているのかな?
表紙は少女漫画チックだが、昭和40年代生まれ向け人向けの作品かな。
昨日は終日、在宅勤務。仕事終了後、ジム通い。ジムの行き帰りのランも含め6キロラン。今年の走行距離は1,964キロ。去年、2,000キロを超えたのは12月3日。去年のペースにかなり追いついてきた。