【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の散歩道

2008-01-08 16:19:03 | 旅気分・夢気分




   こんな幻想的な
  霧の朝となりました。
  霧に咽(むせ)ぶ朝・・? 

   雪もいいけれど、偶には
  こんな白いヴェールに包ま
  れた光景もいいですね。

   今日は又、昨日の冬から
  一気に春になりました。

   季節は、何と
  3月中旬から下旬との事。

   間違って、桜の蕾も綻びそうな陽気です。
  でも、これでは、すっかり心配症の、 
  『従妹アーネスティン』 気分に、陥ってしまったようですね。



   今年最初の廻り道は、やはりここへ。
  この銀杏並木も春夏の緑、秋の黄金色の葉と
  落葉、そして冬の立木のオブジェと・・
  様々な表情を見せてくれます。

   こちらは、いつも静かなのですが、
  特にこの時期は、荘厳な雰囲気さえ漂う気がします。

   そうそう、この奥に見えるレトロな建物も素敵です。
  いつかドアが開いていて、
  中が見渡せた事があったのですが、マホガニー色の
  木の床は磨かれ、ピカピカに光っていました。

  男性の方が、雑巾がけをしていましたが、
  新建材と違って、木の床ですから磨けば磨く程、
  より艶が出るのでしょうね。

   ここを抜けると、4月には “白い梨の花” の
  カーテンを作る、例の 【梨園】 が、あります。

   その先には、「輝く湖水」 や 「妖精の泉」。
  それを横目に細い道を辿ると、「お化けの森」 が・・。

   そうそう、途中には 「すみれの谷」 も、ありましたっけ・・。
  このように、とても素敵な場所なのです。~なんて・・。
  想像の世界も、いい加減にしないといけませんね。

   梨園までは、実在しているのですが、後は、『アンの世界』 が、
  微妙に? 入り込んでいます。どうか、ご勘弁を・・。

   



   「・・・・・今は、森の中が素敵なのよ。
  羊歯しだ繻子しゅす地のような葉も、いろんな木の実も、
  森のものは、みんな眠ってしまったの。
  まるで誰かが、春が来るまで、
  森のもの全体を木の葉の毛布で、
  くるんでしまったようよ。
   きっとね、虹のスカーフを付けた焔色の妖精が、
  最後の月の夜に、抜き足差し足でやって来て、
  そうしたんだと思うわ。・・・・・」

                                  【「赤毛のアン」 第30章】

 


   こんな文章に接すると、冬の森も素敵なようですね。
  この辺りも然る事ながら、信州や北海道だと、
  もっといいでしょうね。1度でいいから、見てみたいものです。