【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

空からの白い贈り物

2008-01-25 17:32:23 | 四季のスケッチ




   昨日、積もるかと思った、
  夕方の雪は、夜には
  すっかりやんでいました。

   代わりに輝いていたのが、
  真丸いお月様。

   空気が澄んでいるせいか、
  それはそれは美しく。

   玲瓏(れいろう)な・・
  とでも言いましょうか。
  ちょっと近寄り難い雰囲気。

   それでも、東の空から東南に移り、
  休む頃には南の頭上に・・・。

   玲瓏なんて言いましたが、
  それは私を追いかけてくれているようにも思え・・・。

   そう思うと、ちょっぴり親しみさえ覚えるから不思議です。
  とは言え、冬のお月様は、やはり荘厳です。

   翻(ひるがえ)って、今朝。
  昨夜は、随分冷えましたので、雨戸を開ける時の、
  いつものワクワク感は、健在です。そして・・・。

   薄らと雪化粧でした。  
  それにしても、この白い雪は魔法ですね。

   いつもの見慣れた朝の光景を一変させてくれるのですから。
  その後、久し振りに青空が・・・。眩いばかりの冬の太陽。

   ところで、今日ほどブログ記事を更新したくない・・
  と思った事はありません。
  暫く、『アンの世界』 に、どっぷり浸かっていたいから。

   


   “そのような晩には、(寒さが身に沁みる晩) 
  大きな暖炉が一家の中心となり、
  夕食後、その周りに集まる時が、
  一日のうちで、最も楽しい時であった。”

                       【「炉辺荘のアン」 第29章】





【写真提供 《森の時計と丘の風》


   


   この 「夢の家」 の中では、きっとこんな光景が、
  毎日のように繰り返されているのでしょうね。

   


   “部屋は炉の火で、ぼんやり照らされているだけで、
  炉棚に匂っている薔薇の壺から仄かな香りが漂って来た。
  風が出て来て、軒の周りを声を立てながら吹きまくり、
  無数の嵐の精が入れてくれと叩いているように、
  雪がサラッ、サラッと窓に当たった。”

                                    【「アンの青春」 第23章】






【アンの家 「グリーン・ゲイブルス」】
  

   

   ↑ の 「夢の家」 も、春になったら、
  こんな風に花が咲き乱れるのでしょうね。

   今、私の頭の中では、プリンス・エドワード島と
  美瑛の景色が一緒になって、ぐるぐると回っています。