
今朝は、気温こそグッと冷え込みましたが、
太陽が煌く朝を迎えました。
でも日中は時折、風花の舞う寒い一日となりました。
ただ・・雪というだけで、このワクワク感、
昂揚感は一体、何なのでしょう。
折しも、早朝の 「バロック音楽」 から始まって、
毎朝聴いているラジオからは・・・。
『雪特集』 だとの事で、「雪山賛歌」 や 「雪灯りの街」 等など・・。
情緒のある曲が次から次へと流れていました。
先日の 「霧のない摩周湖」 の件もあって、
今日もラジオを消さないで、そのまま聴いていたものです。
こんな歌を聴いていると、昔の日本人が
いかに言葉を大切にしていたか、よく分かります。
「雪山賛歌」 にしても、アメリカのラブソングに
詞を付けたのは、明治時代ですものね。
ところで、昨日の映画の芝犬の 「マリ」 に、
夢の中で会いました。
“なぜここに・・?”
と、問いかけようとしましたら、いきなり 「ワン、ワン!!」
こちらは、現実の犬(裏のお宅)に
引き戻されてしまったという訳です。
今日ほど、裏のお宅の犬を恨めしく?
思った事はありません。
私は、どうやら映画の 「マリ」 に、
一目惚れしてしまったようです。
上の写真は、昨日街に出たついでに買って来た “花茶” です。
お茶にして頂くのが勿体ないような・・・。
でも、こんな綺麗なポプリのような花のお茶なら、
誰しもパッと華が咲いたように、明るい気分になる事、
請け合いですね。
それこそ、薔薇の壁紙のある部屋、
パチパチと燃える暖炉。勿論、外は雪。
そんな中で、時々手を暖炉にかざしながら、
こんなお茶を頂くのでしたら・・・
どんなに優雅で、素敵でしょう。
「・・・この部屋には、あんまり色々の物があって、
しかもみんな素晴らしいもんで、想像の余地がないのね。
貧乏な者の幸せの一つは・・・
沢山想像出来る物があるというところだわね。」
【「赤毛のアン」 第29章】
奇しくもアンが言っていますね。 ↑
私には、“想像の余地” がある分、まだ幸せなのかも知れません。
確かに・・ものは、考えようですね。