今朝は、あまりの寒さに
目が覚めました。
慌てて枕元の時計に
目をやると午前8時。
今日こそ惰眠を貪ってもいいのに、
もう目が覚めて眠れません。
普段なら1分1秒でもベッドの中に
いたいのに。皮肉なものですね。
寒さで凍えそう・・
~なんて、思ったわりには、
居間の温度計は 10℃。
体感的には、今年一番の寒さのような気がします。
それでも、庭に出てみますと・・。
外は、冷蔵庫の中のような冷たさ。
昨日から軒下に入れていた、ペチュニアは別にしても・・
三色菫も例の孤高の薔薇も、意外に元気です。
そうそう、そのペチュニア。
ペチュニアが、冬を越すようになったのは、ここ2、3年の事です。
これも温暖化の影響かも知れませんね。
そうは言っても、今日はなかなか気温が上がりません。
本当に寒い一日となりました。
“・・・3週間に渡り、雪が降り積もった。
炉辺荘の向こうの原は、遮るもののない、銀の牧場となり、
垣根や門柱は、高い白い帽子を被った。
窓という窓は幻想的な模様で白くなり、
炉辺荘の灯火は、仄暗い雪の薄暮の中に明るく輝き、
全ての流離い人を我が家へ迎え入れた。”
【「炉辺荘のアン」 第19章】
こちらは、写真集の中のグリーン・
ゲイブルスです。黄昏の光景。
昨日の美瑛の 「夢の家」 の
夜明けと、ほぼ同様の色の闇です。
違うのは、紫色から
漆黒の闇に変わる色の変遷。
それにしても幻想的な光景です。
昨日の 「理想の家」 の
めぐみさんとのコメントから、
丁度去年の今頃、再放送
されていた、『冬ソナ』 の、
チュンサンとユージンの
会話を思い出しました。
折しも今は、雪のシーズン。
冬と言えば・・やはり、この 『冬ソナ』 ですね。
あまりにも美しい初恋物語は、感動するに十分でした。
「ユージンさんは、結婚したらどんな家に住みたい?」
「考えた事ないです。」
「変ってるね。・・・
好きな人が出来たら、こんな家に住みたい、寝室はこう、
玄関はこう、キッチンは、こうって、普通考えませんか?」
「そうですか?
本当に好きだったら・・・そういうのは、
重要じゃないと思うけど」
「じゃ、何が重要なの?」
「形としての家はどうだっていいんです。好きな人の心が・・
一番素敵だと思います」