【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

雨に佇む薔薇

2008-01-29 16:20:00 | 香る庭の花綴り


   


   こちらは、雨となりました。しっとり降る霧雨です。
  この雨は、まだまだ 「山茶花雨」(さざんかあめ)なのでしょうね。

   今、ふと思ったのですが、「椿雨」 でもいいのでは・・? 
  こちらの方が、語感が柔らかですし、
  文字数も少なくていいのでは・・? なんて。

   気温は、昨日より1、2度高いそうですが、
  寒い事に変わりありません。
  そして、やはり気になるのは、例の 【紅い薔薇】 ・・。

   先日の雪にも、今日の雨にも関わらず、
  同じ姿で、ずっとそこに佇んでいます。
  相変わらずの凛とした姿は、見事です。

   一度は、開花しようとしたのに、
  又々、花弁を堅く閉じてしまった訳ですが、
  薔薇自身の身を守る精一杯の抵抗? 
  のような気がしてなりません。

   ところで、『想紅』(おもいくれない)という素敵な言葉。
  いかにも薔薇の “紅” のようですが、
  冬の季節に咲く代表的な花、「椿」 の深紅の色を言うのだとか。

   でも、この薔薇は、それにも決してひけを取りません。
  それどころか、これも椿と同じ仲間、『侘助』(わびすけ)にも似て。
  花が開き切らないので、風情があるのも一緒です。

   開こうとしても開かない、何とも慎ましい花。
  一石二鳥のこの薔薇が、今はもう庭にあるだけで、満足です。
  この姿のまま、いつの間にか1ヵ月以上になりますものね。



   話はガラッと変わって。
  工房Miyaさんに教えて頂いて
  以来、カレーの翌日には、
  必ずと言っていい程、
  作っている 「カレースープ」。
  (以前の記事は 【こちら】

   簡単で、後始末が楽で、
  とても重宝しています。

   少々、ロマンティックさには
  欠けますが、皆さんもどうぞ、
  お試しあれ。

   さて、冒頭の写真は、「アンの家」 の、書斎です。
  ワイン色のカーテンに、ランプ。

   そしてさり気なく置かれた机の上の1輪の薔薇。
  薔薇の額に、蠟燭立ても見えます。そうそう、地球儀のブック立ても。

   これは、机の周辺に限られますので、割と私にも真似しやすく、
  そっくりそのまま似せて楽しんだものでした。

   何だか自分が、すっかりアンになったような気がして。
  そう言えば、家のカーテンをワイン色にしたのも、
  この影響でしたっけ。

   ランプも、地球儀もありますので、
  もう一度、再現してみたくなりました。

   でも、机で読書・・なんて、今では、
  ほとんどしなくなってしまいましたが・・。
  居間のテーブルで全て終えている事に、ちょっぴり反省です。