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更新しているようです。
と言っても、あくまで私の基準。
今日の空は、一面真珠色の空です。
昨日は、太陽が顔を出していましたのに、
今日は引っ込んだまま。
それでも雪は降っていません。
雪どころか、今外を見ましたら・・。
雨になっていました。冷たい雨です。
“凍えた両手に息を吹きかけて
しばれた身体を温めて・・・”
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暖かい部屋で、何気なく聴いていました、
松山千春のこの歌の環境は、相当な寒さなのでしょうね。
“すみれの丘の白い窪みの上で、
西の空が炎のように赤く燃え、
アンは居間の暖炉に岩楓の薪を燃やして座っていた。
炉火というものは、いつ見ても美しいものだと思った。”
【「炉辺荘のアン」 第12章】
この所、暖炉に拘(こだわ)っていますが、
今ではヨーロッパでも、昔風の使い方では使われていないのでしょうね。
その暖炉には、薪や石炭の代わりに、
電気やガスのヒーターが置かれているようです。
それでも暖炉があれば、雰囲気が全然違いますものね。
居間には、赤々と燃える暖炉があり、
そこにいつも薫り高い紅茶の香りが漂っている・・。
どうしても、そんな光景が浮かんで来ます。
そうそう、イギリスなどでは、電気などの代替品でも、
薪や石炭を模した物が使われているようです。
代替品でも、そこにノスタルジーを感じるのでしょうね。
その代替品、日本にもありますが、
器具も然る事ながら、電気代が、べらぼうに高い・・。
何だか、夢のない話になってしまいました。
ところで、相も変わらず薔薇の話。
つい先日、ガクを水平にして、開花寸前・・とお伝えしたのですが、
今日は又、それを心なしか上に上げたような気がします。
折角綻びかけたのに、さすがの薔薇もこの寒さに、
ちょっと震えているようです。
先程から冷たい雨も降り出して来ました。
いつも凛としていて、何事にも動じない薔薇なのですが、
今日は、泣いているようにも見え・・・。
(写真、暗くなってしまいました。高く高くそびえています)