【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

どうぞ、このまま・・~紅い薔薇に寄せて

2008-01-22 16:36:27 | 香る庭の花綴り
   寒空が続いています。
  それでも今日は、少しの時間でしたが、
  真珠色の雲の切れ目から
  太陽が、ひょっこり顔を出しました。

   雪もいいけれど、
  やはり太陽って、有難いですね。
  いつになく、ほっとしている私がいます。

   たった2、3日、厚い雲に閉ざされただけで、
  途端にこれですから、呆れてしまいます。

   でも、今週一杯、
  まだまだ陰鬱な天気は、続くようです。

   



   “どんより曇った、寒い冬の朝、
  起き出したアンには、
  しみじみ人生が馬鹿馬鹿しく、
  生甲斐のないものに思えた。”

             【「アンの青春」 第12章】

   


   典型的前向き人間のアンだってこうなのですから、
  天候によって人間の気持ちが左右されるのはある意味、
  仕方のない事かも知れませんね。

   ところで例の薔薇は、相変わらず寒空にもめげず、
  頑張ってくれています。

   こうなると、完全に薔薇版、O・ヘンリーの 
  「最後の一葉」 状態です。

   本当は開いて欲しいけれど、
  “開けば、あなたはここからいなくなってしまう・・
  あなたがそこにいるから頑張れる・・・” 
  ~何だか、こんな心境になりつつあります。

   と言っても、さし当たって頑張る事など何もない、
  怠惰な毎日を送っている私なのですが・・。
  (笑ってしまいますね)

   でも、この薔薇のお陰で、秋だけでなく、
  冬でも詩人になれるような・・? そんな気がしています。
  どこまでも・・単純な私です。



【陰鬱な朝の空】