雨こそ降っていませんが、
一面、真珠色の空で明けました。
それにしても、冬の朝って、
起きるのが辛いですね。
私は、それほど朝が苦手な訳では
ありませんが、それでも後、5分、
10分・・なんていう事がよくあります。
今日などもその典型で、
後5分のつもりが、30分以上も。
慌てて起き出したものです。
と言って、陽射しがない割には暖かい朝だったのですが・・。
写真は、その空から今日も? おずおずと、顔を出した太陽です。
でも、雲間から出たり入ったり・・。
太陽にも偶には、心の逡巡があるようですね。
その空は、写真で見ると、真珠色と言っても・・黒真珠の方ですね。
冒頭の写真は、毎朝聞いているお香です。
ラベンダーのアロマオイルの香り(寝室)の後は、
今度は居間で、朝一番にお香を焚く事が、日課になっています。
そうそう、香りは 「嗅ぐ」 のではなく、「聞く」・・。
尤も、正確には 「香道」 での事ですが・・。
その上、茶席ならぬ香席の終わりに告げる言葉は、
「香、満ちました。」 とか。
香は仏教と共に日本に伝来。
ここで詳しくは述べませんが、平安時代の初めには、
貴族の生活に不可欠なほどの存在に。
東山文化が開花する室山時代には、
「香道」 が、「華道」、「茶道」 と共に成立したとの事。
何と優雅なのでしょう。
少々、話が逸れました。
お香の効果は、【以前】 にも触れましたが、
香りだけでなく、様々な効果がありますね。
最近では、煙のほとんど出ないものも開発されています。
煙の苦手な方も、抵抗なく楽しめるのではないでしょうか。
尤も私は、立ち昇る青い煙を、ボ~ッと眺めるのも好きなのです。
焔でも煙でも・・“ゆらゆら” が好きなのですね。
以前は、コーン型のお香も聞いていましたが、最近では燃焼時間の長い、
この線香型ばかりです。(長時間用は渦巻き型もあります)
用途に合わせて使い分けたら、いいですね。
そのお香には、ピンク(薔薇)、紫(ラベンダー)、黒(珈琲、桜、カモミール)、
くすんだピンク(梅)、キャラメル(バニラ)等など・・。
並んだ、その中から選ぶのも、ちょっとした楽しみです。