昨日の午後から降り出した雨は、
朝にはやんでいました。
しかしながら時折、降っているか、
いないか分からないような霧雨も・・。
今朝も昨日同様、暖かい朝に・・。
起床時の居間の温度も全く同じ15度。
昨日の雨は、この季節には
珍しく暖かい雨でしたので、
ほとんど暖房を消していたものです。
そんな事もあって、庭の花達は個々に蕾を付け始めたものが、
見られるようになりました。花達にとっては嬉しい春が、もうすぐですものね。
ところで、昨日の冒頭の写真の詩、
「白い花が一面に・・」 云々・・のフレーズは・・。
尊敬するターシャさんの言葉でもあります。
その言葉とは・・。
「想像してみて。
真っ白なデージーが、
庭を埋め尽くす様子を・・。
真っ白な花がキラキラと輝いて、
まるで夜空の星のようよ。
目の前で沢山の星が
輝いているのよ。」
ターシャさんは、「デージー」 ですが、
「ノースボール」 しかり、「マーガレット」 しかり。
白い花が庭を覆い尽くす姿って、素敵ですね。
もう随分前になりますが、マーガレットで庭を一杯にした事があります。
マーガレットは多年草で、何もしなくても2、3年は持ちます。
それをいい事に放って置きましたら、やがて木になり枯れてしまいました。
株を再生して行かなければならないのですよね。それを怠ったばかりに・・。
そしてもう一つ、私の脳裏に強く残っている文章・・。
“5月も終わりに近い土曜日、パリから汽車で
1時間ほどの、シャトルという町に行く事にしました。・・・・・
急に線路の両脇が少し高くなって、崖が汽車の窓を暗くした、
その時でした。溢れるような紫色が、窓を覆いました。
満開の リラの花 だったのです。
リラ は蕾の時は赤いワイン色を帯びた紫ですが、
開くと藤紫に変わります。
小さな金平糖みたいな花がびっしり寄って房を作り、
緑の葉を背に咲きます。
咲いた花を見ていると、きらっきらっと、
空に瞬く星を思わせるのは、きっと尖った花弁の形のせいでしょう。
一瞬過ぎた窓に見えたリラは赤い紫から藤紫に、
濃淡美しく溢れ咲いていました。”
【「素敵なあなたに」~暮らしの手帖版】
ここでも、“星” なのですね。お花は、1輪だけの花も素敵で清楚です。
でも、それらが群れを成した時、それはそれは圧巻です。
先の白い花しかり、「ラベンダー」 しかり。それは花の絨毯にも例えられますね。
そして、このリラのトンネル、桜のトンネルも・・。(桜のトンネルは、『アンの世界』 でも)
想像だけで、こんなに素敵なのですから・・実際に見る事が出来ましたら、
きっと声を上げて感動してしまうのでしょうね。
※ なお勝手乍ら、明日のブログは、お休みさせて頂きます。
どうぞ、よろしくお願い致します。