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鋭角的なものだと思っていましたが、
そうばかりでもないのですね。
これまでも、ごくたまに感じた
事は、なきにしもあらずですが、
今朝の夜明けは、
特にそのように思ったものです。
勿論、(似たものはあっても)
同じ空というものはありませんし、
一日のうちでも変化して行きます
ものね。そして今日は・・。
こんな春のような・・まるで詩の
ような優しい夜明けを迎えました。
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半月の 「有明の月」 が、くっきり。
そう言えば昨夜の月は・・。
先日のような冴え冴えとした銀色の
それではなく、やや黄色がかった、
温かみのあるものでした。
“・・・私は自分の周りの
冬の美しさに、心を躍らさ
れた。実に静かで物音が、
しなかった。
低い太陽は薄いピンクと、
ヘリオトロープ色を雲の上に投げかけた。
そして大きな銀色の月が、ディレクタブル山の上を
覗きかけているのは、いかにも私の友人らしかった。・・・”
(注:ヘリオトロープ色=青紫色) 【「エミリーの求めるもの」 第19章7.】
さて冒頭の写真。
こちらは、「ロイヤル・アルバート」 の1月から12月までの、
“花シリーズ” の珈琲カップが、並んでいた棚です。
この棚を、折角ですから活用する事にしました。
並べ放しにしないで、定期的に入れ替えるという事に・・。
ブログを始めてから、珈琲カップを紹介するようになりましたので、
以前よりは使用するカップの頻度が、アップして来ました。
それでも・・ともすれば同じカップで、頂いている自分に気付きます。
カップは活用しなければ、意味ありませんものね。
それにしても、このカップの収納には頭を悩まされます。
箱に入れ放しでは、それこそ日の目を見ませんし、
かさばるので重ねますと、今度はカップとお皿が行方不明に・・。
文庫本用の本棚が丁度、カップ収納に良いという事をお聞きして、
ペンキを塗って、それらしくした事もありました。
奥行きは、ぴったりなのですが、今度は高さが・・。
棚を移動する木工技術さえあれば、何て事はないのですが・・。
珈琲カップ専用の大きな棚が、今一番欲しい私です。