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今日は、抜けるような青空になり
ました。360度、何もありません。
「外は、歌を歌いたくなる
ようなお天気で、鳥が
鳴いているっての。」
【「くまのプーさん」より】
今日の、この空は・・。
昨夜のお月様からも十分、予想させられるものでもありました。
先日のお月様も美しかったけれど、昨日のお月様の美しかったこと!!
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こういう事なのでしょうね。
もう、とっくに雨戸を閉めた、
東の空に輝いていましたから、
サンダルをつっかけ、庭に・・。
思わず、「綺麗!」 なんて、
呟いていました。そんな時・・。
「今晩は!」 思いがけなく
暗闇から声が・・?
お隣のご主人でした。
私と同様に、庭に出ていらしたようです。
「月が綺麗ですね!」 「本当に・・。」
寒空の下(もと)、まさかお隣のご主人と、あちらとこちらで・・
月のお話をするなんて、思いも依(よ)らない事でした。
そう言えば・・。昨年のお正月でしたっけ・・?
庭に出て、「爽やか!」 って、言っていらしたような。
どうやら見かけとは違って?
意外に、ロマンティックな方なのかも知れません。
“・・・樹木は昼間には見られない愉快そうな、
又脅かすような、姿を見せている。
垣根に沿って生えている去年の枯れ薊は、
妖魔の群れ である。
毛むくじゃらの古い黄樺は、森の神 だ。
古の神々の足音が彼女の周りにこだました。
丘の原の節くれだった、木の切り株は、
笑いさざめく半人半羊、神々の一隊を引き連れ、
月光と影の中を笛を吹きながら縫って行く、
パン神 に違いない。そう思うと楽しかった。”
「人は信じなくなると、随分多くのものを失う事になる。」
【「エミリーはのぼる」 第10章】
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あの紅葉と一緒に高く、高く、
そびえていた薔薇は丁度、東の庭。
お誂えむきの、「月夜の薔薇」 は、
その後、どうなっているのか・・
気になります。
ガクは開いているものの、
花びらは、しっかり閉じているという、
相変わらずの姿です。
でも、銀色の光を
背に受けて輝いていました。
開いていれば、申し分ないのですが、仕方ありませんね。
右上の写真は、昨日の黄昏の空です。薄い水色とピンクの優しい空・・。
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一時に比べますとと随分、日が長くなっている事に気付きます。
夕方 5 時を過ぎても明るいのですから。