夜明けは、昨日とほぼ同様の空。
その後は俄かに違ったものに・・。
でも、冬の鋭角的なものではなく、
昨日に引き続き、優しい空です。
この所、小鳥の 「チュン、チュン」 と
囀(さえず)る声を
耳にするようになりました。
近付く、春の足音を感じているの
でしょうか・・。
いよいよ、“冬が春の言葉を待ち構えるようになった・・・”
【「アンの夢の家」 第17章】
という事なのでしょうね。
今日は、昨日以上の暖かさに
なりました。
ただお天気の方は、
午後から真珠色の空に・・。
どうやら、この良いお天気も、
そろそろ下り坂のようです。
ところで、冒頭の写真。
ここに来て春のように穏やかな日の
せいもあって、寒さに震えていた?
三色菫が頭をもたげ、にっこり
微笑んでくれるようになりました。
そんな中で・・。
こちらにも何度か記した事のある
ペチュニアの姿が妙に寂しそうです。
現在、どうしても鉢植えの花は、
圧倒的に三色菫が占めています。
ペチュニアは、去年からの越冬組。
ですから、その数は僅かです。
それに、変色と痛みが激しい事から
ポプリ作りも、やめました。
そんな事もあって、ついつい・・。
でも、それは私の心の
反映かも知れませんね。
心のどこかに・・ペチュニアを構わない事への後ろめたさがあったのでしょう。
いいえ、あったに違いないのです。長く咲いてくれている事は、大層嬉しいのに・・。
さて、話はガラッと変わります。
右の写真は、ご覧の通りの壺です。
それも、ごく平凡な。と言うより・・。
すこぶる実用的なものですね。サイズは大。
実はこの壺、実家の物置で眠っていた物です。
こんな物が、我家では移動式珈琲テーブルとして、
活躍しています。庭では鉢置き台としても・・。
種明かしをしますと・・。
中には箱に入った珈琲カップなどが入っています。
(ただ、何を入れたのかを忘れてしまうのが難点)
そして、口には大きさに合った、トレーを。
その上にクロスを掛けて、
簡易テーブルの出来上がり。
こんな壺が、あちこちに転がっています。
勿論、ちゃんとした木製のテーブルもあります。
それも円形が好きで、そればかり。
でも、こんな壺があるだけで、“和”を感じたりするものです。それより・・。
外でお茶が楽しめる季節でしたら、気分転換も出来ますが、
今の冬の季節は、どうしても家の中に籠りがち。それなら・・
今日はお花を見ながら、窓際に寄せて・・とか、廊下の隅だって、
俄かに、ティーコーナーに早変わり。そんな事も、心楽しいひと時なのです。