

暖かい朝となりました。
毎朝、ある種のワクワク感を持って、
雨戸を、カーテンをと開けるのですが、
その瞬間は、いつも何とも言えない、
心の高ぶりを覚えます。
アンの言うように、一度として同じ
朝はなく、毎朝違った朝の顔が、
ありますものね。
今朝は、昨日の映画のシーンも
よぎったり・・。(映画の後は、いつもこうなのです)
そして前述のように、暖かい朝でしたから、雨上がりという事もあって、
庭に出てみました。思わず、紅葉(もみじ)の木に釘付け。
木の枝全体が小さな小さな水滴で覆われ、まるでビーズをくっつけたように、
キラキラ、光り輝いているのです。これこそ、自然のイルミネーション!
その輝いている全体像を写真に撮りたかったのですが、上手く行きません。
周りの木を見回して見ましたが、そんな風に自然の宝石をまとっているのは、この紅葉だけ。
それに、未だに落ちなくて頑張っている、紅葉の葉っぱに拍手。
「良かったわね、落ちなくて。こんなご褒美を貰えたのですから・・」
~なんて。
こんな事をしていましたら・・。
他愛もない事なのですが・・それこそ、アッと言う間に、時間って、経ってしまいますね。
さて、

何の変哲もないすぐ目の前の山も、昨日のアルプスのように思えない事も? ありません。
そして、こんな風にも思えたり・・。↓
“・・・立ち込めた静けさの中に街道の遥か向こうの方から
微かに聞こえて来る妖精のような調べが漂い満ちて来た。
それは橇に一杯に乗った集会へ向かう、
ホワイト・サンドの若い人々の賛美歌であった。・・・”
【「アンをめぐる人々」 13.】
そうそう・・。先にもチラと書き込みましたが、
昨日の映画のリラの部屋の、ドラム缶のような丸い窓・・。
いつもの雨戸開けですが、私ったら・・すっかりその気になっていました。
森の中の一軒家でリラは・・。
「あのきつねのテトゥ、来ていないかしら・・?」 なんて思って、
その窓を毎日、眺めていたのですものね。
そう言えば、目の前の・・あの山には一体何が・・?
イノシシが出たと聞いた事はありますが、狐(きつね)はいないのでしょうか・・?