![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/1c/dc8ba509da73764d9b29da2f56baf23b.jpg)
【「紅葉(もみじ)」、「梨」、「カナダ楓(ふう)」の落葉】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/57/c2ebe039d7043de6d9c0e0aed575dcf2.jpg)
暖かいとは思っていましたが、
起床時の居間の気温は何と19度。
しかもそれが雨上がりの
師走の朝・・と来ているのですから。
その雨は、昨日の夜のうちに降り、
朝には上がるという有り難い雨。
ただ、その雨で紅葉(もみじ)は
その葉っぱを散らしてしまいました。
残っているのは3分の1位でしょうか。
お陰で玄関先の道路は、
真っ赤な絨毯。
思わず見惚(と)れ、
でも道路ですから、見惚れる間もなく
掃いていましたら・・。
「大変ですね! 紅葉なんて、
植えるものではありませんね・・」
~とは通りすがりの、ご近所の方の言葉。
「そうですね」 と咄嗟に言葉を返したものの、微かな違和感。
少なくとも私は、「大変だ~~」 と口では言いながらも、
紅葉の葉っぱを拾う(掃く)ことに、これまで苦痛を感じた事はありません。
それどころか舞い降りた鮮やかな紅葉の葉っぱは、
ともすれば、ワクワク感さえ与えてくれましたから。
透明のゴミ袋も、ふわふわの紅葉の葉っぱで綺麗! ~なんて。
尤も、そんな風に言われた方も深い意味はなく、
大変だな・・という思いを表現なさっただけの事でしょうけれど。
ただ、満開の花を愛(め)でるあの桜でさえ、落ちる花びらが嫌な事から
切られている現実を思いますと、暗澹(あんたん)たる気持ちになります。
これらは、単なるゴミとは違うと思うのですが、
アスファルトで固めた、昨今の道路事情では仕方ない事なのでしょうか・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f5/3daacdd1db2eb3d0d98fbf962c61351c.jpg)
【紅葉した「梨」の葉っぱ】
穏やかな天候に誘われ、今日は辺りをちょっと散策。
昨日の雨でかなり落葉したと思った木々の葉っぱも、まだまだ沢山あります。
「名残りの秋」 どころか、「彩りの冬?」 といった様相ですね。
ところで、今の季節にぴったりのこんな詩を見つけました。
「リルケ詩集」 から。この本を紐解くのは本当に久し振りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/81/358e930a1344b1086bee3a67c534a08e.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/81/358e930a1344b1086bee3a67c534a08e.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/28/ed4ebaeba1ba33f4912553f74cd14158.png)
【秋】 木の葉が落ちる 落ちる 遠くからのように 大空の遠い園生が枯れたように 木の葉は否定の身ぶりで落ちる そして夜々には 重たい地球が あらゆる星の群から 寂寥の中へ落ちる |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ca/a2029b69539a0b2faa526c55830d0758.jpg)