【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秋の残照

2010-12-08 17:53:07 | 四季のスケッチ


   ヒンヤリした今朝は、
  こんな空で明けました。

   それでも日中は暖かく、
  日溜りはまだまだ春のようです。

   『アンの世界』 に、
  11月は日光を出し惜しみして
  いるという件(くだり)が
  ありますが、こちらは12月にして
  日光をふんだんに出している
  気がします。

   先日は、その 『アンの世界』 には珍しく暖かい12月の描写を記したものですが、
  今日は、本来の? 12月を。やはり、こちらの方がピッタリ来る気がします。

   “(略)12月と共に冬がやって来て、
  3週間に渡り絶え間なく雪が降り積もった。
  炉辺荘の向こうの原は遮るもののない銀の牧場となり、
  垣根や門柱は高い白い帽子をかぶった。
  窓という窓は幻想的な模様で白くなり、
  炉辺荘の灯火はほの暗い雪の薄暮の中に明るく輝き、
  全てのさすらい人をわが家へ迎え入れた。(略)”

                                      【「炉辺荘のアン」 第28章】





   さて冒頭の写真は、
  今日もリラ版 「白い貴婦人」 こと、
  バニラ色の薔薇から。

   写真で見る限り、
  黄色の薔薇のようですが・・。   

   こんな風に見た目は先日と
  さほど変わりませんが、
  ほんの少しだけ綻んだようです。

   それにしても気を持たせますね。
  わが家で1番日当たりの良い場所
  で実に気持ち良さそうなのですが・・。

   そして上の黄色の
  葉っぱは、リラの木。  
  
   その下の葡萄酒色の
  葉っぱは、ランタナ。
   
   リラは黄葉し、もうすぐ落ち葉に
  なりそうなその木に新芽を発見。
  
   毎年、年が明けてから見掛けた
  ような気がしたのですが・・。

   緑の葉っぱが色付き、
  最後の秋の残照も・・まだまだ映えています。