【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

最後の一葉

2010-12-16 16:33:16 | 四季のスケッチ






   昨日とは打って変わって今日は
  真珠色の空が広がっています。

   真珠色と言えば聞こえは
  いいですが、目の前の空は
  白灰色の薄ら寒い空。

   午前7時の居間の気温は12度。
  昨日よりも3度下がっています。
  今季一番の寒さ。

   つい何日か前には、
  夕日に映えて赤く染まっていた
  里山は、いつの間にかてっぺんを黒っぽい緑にして、
  真ん中だけ赤い状態。(裾は黄緑色) 縞(しま)模様の山になっています。

   もう何年も住んでいながら、この山をここまで意識したのは初めて。
  今頃になって驚いています。

   さて、冒頭の写真。
  昨日は、まだ数枚は残っていた紅葉の葉っぱは、
  枯葉でくっついているのを除き、とうとう最後の一葉になってしまいました。

   それにしても里山と同様、この紅葉もこれまで、
  その存在をほとんど意識した事などありませんでしたのに。
  勝手に染まり、いつの間にか散っている・・。



   今年は紅が殊の外、美しかったもの
   ですからこんな風に釘付けに。
  何と手前勝手な人間なのでしょう。

      ともあれ最後の一葉に
      なってしまった葉っぱ。

    写真は朝早くのものですが、
     つい先程も未だ健在。
   ほっと胸を撫で下ろしています。

   そうそう折角ですから、O・ヘンリーの
  その小説をもう一度読み返してみようと
  探したのですが、見つかりません。

    「賢者の贈り物」 など今の季節に
   ぴったりの読み物もありますものね。

   そして昨日の薔薇。写真で見る限り、
    ほとんど変わっていませんね。
     でも華麗な笑顔です。