【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

聖夜の薔薇

2010-12-24 16:16:36 | 薔薇の追憶




   クリスマス寒波到来との予報通り
  天気図では縦縞の気圧配置。
  とは言え、起床時の気温は13度。

   昨日より2度下がっていますが、
  本当の寒波は、
  こんなものではないでしょう。

   おまけに今日は太陽燦々。
  朝の雲は、一体どこに消えたのか
  今は全くその姿を見せません。

   今日はクリスマスイブですね。
  尤も、ホワイトクリスマスではなく、グリーンクリスマス。
  何だか瞬く間に、この日を迎えた気がします。

   1週間の早いこと! そして1年の早いこと!
  これも昨日の雑誌パラパラ・・で、俄かに斜め読みして得た知識ですが、
  この一連の言葉、どうやら要注意らしいですね。

   何でも波長を無理なく合わせるようにしたらいいのだとか・・?
  私など月日の経つのを認めたくないものですから、つい背を向け反発し・・。

   結局、毎日の出来事が空虚に過ぎ去るものですから、
  とりわけ早く感じるのかも知れません。
  話が前後しましたが、『アンの世界』 のクリスマスの情景の一駒を。
     
   




   “グリーン・ゲイブルスの土曜日と月曜日は
  賑やかな用事で一杯だった。
   プラム・プディング の下ごしらえをしたり、
  クリスマス・ツリーを家に運んで来たりした。(中略)
     
   彼らは花輪にするため、這いえぞ松や這い松を摘み取り、
  冬中、森のとある深い窪みに青々と繁り続ける羊歯まで摘んで
  さまよい歩くうちに、太陽は白い山腹の上から
  夜の方を振り返って微笑んでみせた。”

                                    【「アンの幸福」 第2年目6.】



   さて私はと言いますと、
  相も変わらず薔薇、薔薇・・。

   これまで冬に薔薇が咲く事は
  あっても本当に稀でしたから、
  今年ばかりは嬉しくて。

   再三、申していますが、
  その姿は6月の薔薇よりも美しい!

   虫もいませんし、
  花も葉も瑞々しく輝いています。

   まだ蕾のものもありますので、
  お正月も楽しめそうです。

   そして、冬のハイビスカス。
  日溜りで元気です。

   最盛期に比べると幾分、
  小振りですが今日で2日目。

   パッと見には、
  ポインセチアにも見えない事はありません??
  クリスマスの花のようだと我ながら気に入っています。

   今日は星野富弘氏の詩から。
  今の季節を、私の心を表しているような気がして。