【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

『アンの世界』 をつまみ食い

2012-11-01 19:10:08 | レトロ(素敵)な空間~散策

【いつか見た光景 : 家の前には菊の鉢植えが】





「何ていいお天気でしょう・・・
私達にあつらえ向きじゃないの。
でも、きまぐれ日和 ではないかしら・・・
明日は雨になるわよ」
とダイアナが言った。
「かまわないわよ。
例え明日は日光が消え失せようとも、
今日は日光の美しさを満喫しましょうよ。
(中略)
あの長い金緑の丘を・・・
あの青く霞んだ谷をご覧なさいな。
あれはあたしたちのものよ、ダイアナ。
(中略)
西風が吹いているわ、西風が吹くと
あたしはいつも冒険的な気分になるの。
あたしたちは申し分のない
ぶらぶら歩き が出来るわ」                   
               【「炉辺荘のアン」 第2章】


   こちらは今日も晴れの天気になりました。
  ただ昨日と違って今日は少々、風があります。

   その風に乗って落葉が舞い踊っています。
  何かと絡まって? カラカラと音も立てて。

   紅葉(もみじ)にはまだ早いのですが、
  今丁度、花水木(はなみずき)の葉っぱが真っ赤に。
  どうやら、ほとんどその葉っぱのようです。

   それでも、ちらほらと既に赤くなった紅葉(もみじ)も。
  朝晩、冷えて来ましたので、紅葉(もみじ)の紅葉(こうよう)も
  一気に進むでしょうね。楽しみです。

   そうそう、気紛れ日和。
  昨日は宵の口から思ってもいない雨が降り、まさしく気紛れ日和。
  お陰様で今朝は、久し振りに雨粒のキラキラ感を実感させて頂きました。
  



【山小屋風の? 喫茶店】

 
【雀たちは遊び・・】



【咲き乱れる 「黄花コスモス」】



   さて昨日は、あまりの天気の
  良さに誘われ、友人を誘って
  山裾の集落を ぶらぶら歩き

   と言っても我家から
  ごく近くなのですが・・。

   大きな道路を挟(はさ)んで
  その向こうは昔ながらの集落。

   町の佇まいは紛れもなく
  昭和の雰囲気を残しています。

   ただ、余程の事がない限り、
  足を踏み入れる事はありません。
  駅までの通り道でもありませんし。

   山裾と言っても、ごく低い山。
  そんな中にも山小屋風の喫茶店も
  ありますし、ログハウスも。
  (一般住居)

   長年、住んでいながら、
  ちっとも気付かなかった私。
  きっかけは最近、こちらに引越して来られた方から。

   「ここはいい所ね。近くに山も渓谷もあるし。
  毎朝、散歩がてら神社にお参りし、
  帰りに山小屋風の喫茶店で珈琲を飲んで帰るのが日課なの」 と。

   私達も、その喫茶店に入ってみました。
  珈琲は薄くて、ちょっと好みではありませんでしたが、
  木の上では雀たちが遊び、すぐ裏手の庭にはまだまだ黄花コスモスが満開でした。