【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

街角のエレガンス

2012-11-05 17:15:05 | レトロ(素敵)な空間~散策








「僕達明日サーカスをするの。
僕は駝鳥だちょうになるんだよ。
それから象も買うんだ」
「象の餌代は600ドルも
かかるという事を知っているかい?」
と、ギルバートは真面目くさって聞いた。
空想 の象には1セントもかからないんだよ」
と、ジェムが腹も立てずに説明した。
アンは笑った。
「ありがたいことには、あたしたちの
空想 には節約の必要がありませんわ」             
                【「炉辺荘のアン」 第16章】


   今日は時折、薄日は射すものの、真珠色の空になりました。
  それでも起床時は随分、暖かく感じたものです。

   いかんせん、こんな空ですから体感温度はあまり上がりません。
  ~なんて一時は、こんな風に思っていたのですが、
  やはり今日は暖かいようです。

   ストーブの出番が今の所、ありませんから。
  まだ雨の気配はありませんが、ともあれ、お天気は下り坂のようです。








   さて又々、迷い込んで
  しまったパリの路地裏。
  ~という事にして置きましょう。

   空想は自由ですものね。
  おまけに節約の必要も
  ありませんから。

   (写真は一昨日のものです。
  春の写真は 【こちら】

   ここは住宅地の急な坂を
  降り切った、通りに面した
  場所にあります。

   もう何度か紹介済みですが、後ろは崖ですから一歩、
  裏手に回れば、こんな螺旋(らせん)階段も。

   勿論、蔦に絡まった階段を下りて来る人は、
  【こんな人】 がお似合い。~なんて。

   それにしてもこちらのお店。
  ここに、ひょっこり ミス・マープル が現れても、しっくり来るような。

   ついさっきまで明るかったのに、釣瓶落としの秋の夕暮れ。
  窓からこぼれる柔らかい光に誘われて、お気に入りの席に導かれる、
  ミス・マープルの姿が瞼(まぶた)に浮かびます。