【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秋色の日溜まり

2012-11-07 18:37:18 | A・クリスティーの館



【座って望む、かそけき 「藜(アカザ)」】






【レース、レース~♪】


「・・・奥さん、あの新しい レースの
テーブルクロス
を使うのに
こんなにいい機会はありませんよ。
あんな物はグレンで見た事ありませんから、
きっと大評判になるに違いありませんよ。
あれを見た時のアナベル・クローの顔が
今から楽しみですよ。
それから青と銀色の花篭を
使って下さいませんかね」
                【「炉辺荘のアン」 第34章】
 








   朝から晴れ上がった空を迎えました。
  ここ2日間ばかり重い空で明けましたから、
  新しい1日が太陽と共に始まる事は、やはりワクワクした気持ちになります。

   それにしても、あれよあれよという間に11月も1週間を経過。
  “まだまだ若い月だから・・” と安心していたのは、
  つい昨日のような気もするのですが・・。







   外は日本晴れ。
  おまけに小春日和の暖かい
  お天気となれば、戸外に
  繰り出すのは当然の事でしょう。

   おまけに私は高く枝を伸ばした
  藜のかそけき姿と葉色に、すっかり
  魅せられてしまったものですから。

   それにもう少し経てば、完全に
  葉を落としてしまいますものね。
  今のうち・・と。そんなこんなで。

   一昨夜の A・クリスティーの
  映像が鮮明なものですから、
  今日はどうしても洋風に。

   そう、それはあたかもテーブルの
  上のお邸のようでしたかしら・・?

   映像は美しくて、それはそれで
  良かったのですが、ミス・マープル
  の吹き替えが藤田弓子。

   あれから小説上のミス・マープルが、
  どうしても藤田弓子とダブってしまって。
  ミス・マープル役の女優さんも、彼女に何となく似ているのです。

   ある意味、仕方ない事なのでしょうが、思い描いていた、
  想像上の人物が固定されてしまって困惑しています。
  想像上のミス・マープルは、ほっそりした老婦人だったのですが・・。

   そうそう、ファッションも素敵!
  ウェストの所でキュッとしまった、フリルのブラウスに、広がったスカート。
  勿論、帽子も。今でも十分、通用するものです。