雨が降って・・・降って・・・降り抜いた。 「世界がもう1度乾く事があるかしら?」 とダイが絶望して呻いた。 (中略) 寒さが身に沁みる夕べには 炉格子の焚きつけにマッチを擦り、 スーザンは夕食に焼き馬鈴薯を添えた。 そのような晩には大きな暖炉が一家の 中心となり、夕食後その周りに集まる事が 1日のうちで最も楽しい時であった。 アンは冬の衣類を縫ったり計画したりした・・・ 【「炉辺荘のアン」 第29章】 |
早い時間こそ降っていなかったものの、雨の休日となりました。
寒さは起床時こそ、それ程感じませんでしたが、
日射しがありませんから、どうしても底冷えの感が。
しかしながら、「一雨ごとに1度・・」 と伝えられる今の季節、
実際に気温が下がっているのも事実でしょう。
【クリスマスにも合いそう】
さて、暇を見つけては押入れの整理を初めて
結構、久しいのですが、なかなかはかどりません。
その一端として。
長い事開けなかった段ボールの箱などはある意味、宝箱ですね。
整理している筈が懐かしさに浸って、
いつしか見入ったりする事もしばしば。
こんな有様ですから、整理は遅々としか進みませんが、
今では、こんなもの・・と開き直っています。
この度出て来たのは、こちらのリラ版 「夢ハウス」。
当時、それこそ何枚も作り、友人に配りまくりましたっけ。
今ではこれをちょっとだけ進化させた 【二階建て】 のそれが、
たった1枚あるきりだと思っていましたから何だか嬉しくて。
これは私のオリジナルですが、
良くもこんな細かい作業を・・と、今更ながら驚いています。
仕上がった物ではありませんが、
後、キルト芯と裏地を付ければいいだけになっています。
尤も “キルト芯、あったかしら・・?”
~なんて思っている何とも頼りない私ですけれど。
【付け襟 & ランプカバー】
そしてもう1つ出て来たのは巻きのレースの束。
それを利用して又々、付け襟を作りました。
この所夢中になっている 【ランプのカバー】 も兼ねて。
(3段にレースを重ね、裏地を付け鍵ホックを)
実は私、付け襟が大好きなのです。
同じ服なのに襟1つで、ガラッと変身させますから。
今でこそ、出先から改まった場所へ出掛けるなど
ほとんどなくなってしまいましたが、一時は重宝していたものです。
勿論、『アンの世界』 や 『A・クリスティーの世界』 でもお馴染みです。