「あんたは自分の部屋にあんまりいろんな 物を外から持ち込んで散らかし過ぎるよ、アン。 寝室というものは眠るためにあるのだよ」 「あら、それから夢を見るためでもあるわ、マリラ。 それにほら、部屋に綺麗な物があった方が余計、 いい夢が見られるじゃないの。 あたし、この枝をあの青い壺に挿して、 テーブルの上に置こうと思うの」 【「赤毛のアン」 第16章】 |
【かそけき 「藜(アカザ)」 の葉】
【自然の贈物 「楓(カエデ)」】
起床時はそれこそ、
雲、1つない空。
そんな空が物語るように、
午前中はすこぶる良い天気。
相も変わらず朝日に煌く
かそけき秋色藜(アカザ)に
今日も心、時めいて。
もう1つ、我家の庭に勝手に
根付いた楓(カエデ)も。
心楽しい贈物。
実は今日、友人と紅葉狩り
に出掛ける予定にして
いたものです。
ところが昨日の天気予報での
“午後から急な雷雨” との情報に
急遽(きゅうきょ)取りやめに。
「どうせなら雨の心配のない
日に心置きなく出掛けたいわね」 と。
とは言え、どうしても気になる空は、一向にその気配すらありません。
“失敗したかな!?” と思ったものですが、午後3時頃から雷雨。
最近の天気予報は、良く当たりますね。
それにしても予報通り降った事で、妙に納得している私がいます。
さて、外出を取りやめた事もあってお部屋の棚を一部模様替え。
外は2時間余り雷雨になりましたが、ここには温もりも。
蝋燭の1条の優しい光も忘れる訳には行参りません。
それに見覚えのある雑貨を所狭しと並べている棚。
まさに、マリラ に「あんたは・・」 と言われそうな。
となれば・・やはり私も、そっくり アン と同じ言葉を返すでしょう。
今日の雨は今の所、寒さは伴ってやって来なかったようです。
明日まで持ち越し。どうやら12月の気温のようですね。