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蝋燭を灯すと・・ (中略) たった1本の揺らぐ蝋燭の光を頼りに 書き出した。 火は暗い部屋に青白いオアシスを描いた。 (中略) ついに蝋燭が溶けた脂の小さな池の中で パチパチ撥ね、シューといって 消えてしまった時、 漸くエミリーは現実に立ち返り、 吐息と共に身震いした。 時計を見ると2時だった。 【「エミリーはのぼる」 第1章】 |
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早くも雨となりました。雨の週末。
この所、お天気が目まぐるしく変わっています。
朝のうちは降っているか、いないか分からないような
静かな雨だったのですが、午後になると大降りに。
今は、その雨もやんでいます。それにしても・・。
今の季節、こんな風だったかしら・・?
過去ログを振り返ってみたものです。
昨年も一昨年も概ね晴れの天気。
今年は天候が、ちょっと変ですものね。
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【クリスマスの出番を待つ蝋燭】
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今日のような日は、
灯りが恋しくなりますね。
勿論、それは近寄り難い
白い光ではなく、
温かいオレンジの光。
となりますと・・。
ふうわりと揺れる蝋燭の灯り。
改めて・・光景とは光の景色。
文字通りですが、こんな揺らぐ
蝋燭の灯りは、まさにそうですね。
ところで私は、相も変わらず、
押入れの整理をしています。
その中に黒い煙が出て、
使い物にならないアウトドア用の
いくつかのランプがあります。
勿論、これらは迷わず 「捨てる」 袋に。
ただ、ランプから耐熱硝子の
火屋(ホヤ)は取り出しました。
この火屋(ホヤ)は、色々使えますものね。
何より火屋があれば、周りの風から火を守ってくれるので安心です。
細長い物、丸い物、小さい物と・・
それぞれ3個、取り出しました。それが冒頭の写真です。
当然、火屋を取り出したランプのブリキの枠が残ります。
捨てる寸前のそれでしたが、再利用を思い付きました。
青いランプだったのですが、【昨日】 は 「花立て」 に。
そして今日は 「写真立て」 と。
又々、レースの再利用を思い付いたという訳です。
火屋にも黒いレースをあしらって。
意外に気に入ったのですが、肝心の捨てる事はお預け。
もう、どうしようもありませんが、ランプは喜んでくれますね。
そう思う事に致しましょう。
そうそう、しまい忘れて、ずっと探していた
クリスマスキャンドル、(4枚目の写真) やっと出て来ました。
何とか間に合って嬉しいです。