昼過ぎに帰宅したけど外は雪・・・
普段だったら近所のカフェに行くところなんだが、さすがにこの天気ぢゃぁねぇ
カミサンも成人式で出かけてるし・・・(20歳ではない、着付けのお手伝い)
部屋の中でできることと言うと?
***CF-2700***
5年ほど前に近所のリサイクルショップでもらってきたCF2500の修理をしよう!
まぁ、ベルトがヘロヘロだろうから、動作させられるところまでは進まないと思うけどね。
なんだか時代を感じさせる基盤と内部配線だね。
気楽に分解する気にはならない感じ・・・
とにかく駆動系に近づかないと話にならないので、どんどん分解していく。
この子は、再生だけでなく、ほとんどのファンクションボタンが押せなくなっている。
きっとメカニズム周りのグリスが固着したんだろう。
汚れとグニョグニョのグリスをふき取って、操作自体はできるようになった。
さすがにベルトはダメだね・・・
手に入るんだろうか?
可変抵抗器のガリがひどかったけど、秘密兵器でクリーニングして普通に使えるようになった。
駆動系が動かないので記録系のチェックのため、TC-D5Mからダビングしてみる。
もちろんテープは走行しないので、モニターだけね!
う~ん、ベルトが入手できれば、普通に使えるようになりそうだなぁ
***TC-2500***
CF-2700の作業が思いのほか短時間で終わってしまったので、次の患者さんを受け入れた。
すでに開腹状態だけど、TC-2500
症状として、電源は入るみたい(メーター照明が点灯する)だけど、再生等の操作がまったくできない。
なんとなくモーターの音も聞こえない?
スピーカー部分に詰め込んであったスポンジが気になるなぁ
でも技術の進歩を感じさせる内部構造だね。
アナログ機器なのでヘッドや基板周りに配線が多いけど、メンテナンス性には優れていると思う。
ところで・・・モーターの音が聞こえないはずだよ!
摘出したモーターは指で回しても・・・
回せることは回せるけど、相当な硬さを感じる。
分解しようにもバックプレートを固定しているケースの爪が頑丈で動かない。
仕方がないので、シャフト部分に悪魔の液体を少量注ぎ込む。
しばらく放置して少しずつ指でシャフトを回していき、なんとか回るようになってきた。
そこで、写真の状態でエージングを10分程度行った。
仮組みしてカセットテープを再生してみると、速度的にも問題なさそうだね。
テープカウンターのベルトがヘロヘロしてるけど、交換していないので仕方がないでしょう。
(TC-2500のスピーカーから再生音をデジタルカメラで記録)
これに気をよくしてさっさと組み上げて動作確認を・・・
気持ちよく再生していると・・・急に
急に・・・
「ファイアーフラッシュ、エンジン停止!」
ぢゃぁなくって
「TC-2500、再生停止!」
あれ?
止まっちった?
再生だけではなく、早送りも巻き戻しもできない!
実は回るようになったモーターのシャフトだけど、微妙に抵抗を感じていて。
まぁ、こんなもんだろうと思って組み上げたことも事実だったりする・・・
だって、新品の回り具合って知らないし・・・
こんどは手を抜かずに(さっきも抜いていたわけぢゃぁない)無理やり分解!
このモーターは二重構造になっていたんだね。
ラバーで挟まれフローティング状態で、外枠に綺麗にはまり込んでいる。
う~ん、手の込んだ仕掛けだなぁ
外側ケースに巻きつけてあるのは、パーマロイではないだろうか?
やはりモーターの回転に抵抗を感じる。
内部構造がわからないんだけど、きっとベアリングかオイルレスメタルで支持していると思う。
中心部分にある小さな穴から悪魔の液体を注入!
しばらく回転させ、今度は粘度の低いオイルを注入!
注入と言っても、垂らした上体でシャフトを回す方法しかないんだけど・・・
数回繰り返し、回転は見事スムーズになった。
たぶんこれが標準状態だろうと決め付けて、組み上げることにした。
色々と操作をしてみるけど今度は大丈夫みたい?
はれてダビングの確認ができた!
もちろん再生も問題なかった!
(TC-D5Mのスピーカーから再生音をデジタルカメラで記録)
結果としてTC-2500は使用に耐える?程度には仕上がったかもしれない。
今後の実運用で支障が出る可能性もあるけど・・・
たまには、こんな日があってもいいね!
そうだ!
この子の中から、こんなもんが転がり出てきたんだけど・・・
どこの部品?